ごきげんよう!さわこです。

私の信仰の友の証を紹介します。

友の犬の写真がないので、代わりに我が家の姫君(中型~大型の中間です)

 

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わが家にはそれはそれはかわいらしい小型の犬がいます。

名前は「よつば」です。

 

彼女は数年前棄てられていたのを拾われ、私の愛情を一身に受けて幸せに暮らしており、彼女が自分のライバルと考えている私の夫が帰ってくると、必ずすごい勢いで夫に吠えかかります。もう12年間 ずっとです。

 

ところが、食事時には、夫の椅子の側に座って、静かに夫を見上げるようにかわってきました。

 

まるで、シリアフェニキアの女(マルコ7:23-30)カナンの女(マタイ15:21-28)のようなよつばちゃんです。

 

「主よ、しかし、食卓の下の小犬も、ご主人様のパンくずはいただきます」

と、言わんばかり。

 

そういうおちゃめな性格の犬ですが、犬が安全に幸せに暮らすためには国の定めたルールがあります。

それが今年もやってくる狂犬病予防接種です。

 

 この日には地区の犬たちが集まって、獣医さんから注射を受けます。普通にそのへんの公園や空き地のような原っぱで行われるのですが、その時の光景は、けっこう笑えます。

 

大きな犬を連れた人が歩かなくなった犬をなだめすかして引きずっていたり、受付の机のところで暴れて記録の紙をばらまいてしまう犬がいたり・・・。 

 

一頭の犬が怖さのあまりきゃんきゃん吠え始めると、ほかの犬にもその恐怖感がどんどん伝染してしまい、あたりはなかなかの修羅場です。

 

 犬も注射がこわいんですね

 

そんな中、わがよつばちゃんも、昨年の痛かった思い出がよみがえるのか、私に抱かれてぶるぶるふるえています。

 

私は彼女に針が刺さるのを見ていられなくて、顔をそむけて思わず「神様、この子をお守りください」とつぶやいてその時間をやりすごします。 

 

今年もその季節がやってきました。

 

ところで、もし、よつばが私に

 

「どうか連れて行かないでください。

注射は怖いです。痛いです。

受けなくてもいいようにおとりはからいください。」 

 

と祈ったら・・・私はどうするでしょうか。

 

 却下です。 

彼女をものすご~~く愛している私ですが、その祈りはきいてあげるわけにはいきません。

 

辛いけど、彼女がこわがるのを見るのは私もいやだけど、でも、注射には連れていきます。

 

注射は必要なものだからです。

万一彼女が狂犬病にかかったら私たちはいっしょに暮らせなくなります。

ご近所の犬にとっても死をもたらす恐怖の存在になってしまいます。

彼女は殺処分されてしまいます。

 

だから私は心を鬼にして、そして予防接種代3500円を支払って、指定された日時に場所にスケジュールをあわせて、注射に連れていきます。

 

でもそんな理由は彼女には理解できません。

一生理解できないでしょう。 

どうして注射なんて痛い眼にあわせるのか 毎年、理解はできないでしょう。

 

聞かれないお祈りってそういうものなのではないかと思うんです。

 理由のわからない苦しみもそういうものなのかもしれません。 

 

私にも聞かれなかったお祈りはたくさんあります。

けっこうに長い間苦しんで祈って、

やっぱり神様は私の願う通りにしてくださらなかった。

 

という経験があります。

でも、それでもいいんです。

 

私にはわからない、神様が私のためを思うご計画があるんです。

 

痛い注射を受けなくてはならないよつばちゃんが、その理由がわからなくて

連れて行く私をうらんでも、私が彼女を注射につれていくのは愛100%の動機であるように・・・・・

(実際3500円の出費もけっこう痛くて、愛なくしては行けません)   

 

私が思う、私にとっての最善は、神様の眼から見るとそうじゃないことの方が多いんですね。

 

わたしはよつばちゃんのようにアホなので、どうしてそんな痛いめにあわなければならないのか。

その時にはわからない。もしかしたら一生わからない。

 

でも、今直面している困ることも、人にたくさん迷惑をかけるような失敗も、

人に傷つけられて何日もずきずき心が痛むようなことも、

 

私をものすごく愛してくださっている神様は、

それらを私のために、私に起こることをお許しになるんです。

 

そして、私が注射の間、震える犬をしっかりと抱きしめて、目をつむって祈るように、イエス様も私が苦しんでいる間、一緒に苦しみ、私のために祈ってくださいます。

 

神様は私を、私たちを、大きな愛で愛していらっしゃいます。

その方がなさることは、全部最高に良いことです。

 

それを理解することができるよう、それを信じることができるよう、日々祈ってまいります。

 

2022年(令和4年)元旦の記念写真

オートクチュールのお着物の晴れ着でおすまし。

 

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マラナ・タ

我が家も犬を飼っています。

うちのおじゃる姫ちゃんは、獣医さんが大好きなんです。

お注射は怖いでしょうけれども、獣医さんに会えるのがうれしくて、

「おじゃるちゃん」と呼んで頭を撫でてくれるので、

うれしい方が勝ってしまうんですかしらね。

暴れたことないんですよ。

よつばちゃんよりも、遥かに年上のおねえさんだからでしょうかしら。

21歳です。人間年齢にしたら・・・恐ろしくって計算できません!