ごきげんよう! さわこです。
オクラのつぼみを見つけました。
 
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創世記・出エジプト記・レビ記
旧約聖書の第三巻目がレビ記です。
 
アブラハムの息子イサクには双子の息子がいましたが、その弟息子がヤコブです。
ヤコブの名前は神様によってイスラエルと変えていただくのですが、
そのヤコブには妻が二人(レア・ラケル姉妹)、側女(ビルハ・ジルハ)が二人いました。
つまり四人も!(全く行きがかり上、四人もの妻を持つに至ったのですが)
妻のレアが生んだ三番目の息子の名前がレビです。
(ルベン・シメオン・レビ・ユダ・・・・)
 
「レビ記」は、主に、祭司制度と聖所の務めを扱っています。
「祭司」はレビ族から選ばれます。
 
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エジプトを出て、二年目の正月からのひと月(30日)の記録です。
シナイ山で与えられた律法に従って「幕屋」が建設されました。
移動式の組み立て式の「幕屋」である「聖所」」です。
そこには「律法」と「贖罪所」が納められていて、
そこ(聖所)から、神の声を聞くことになっていたのです。
 
エデンの園に「罪」が侵入して以来の
罪を贖うための犠牲制度が、
レビ記において明確な啓示が与えられました。
 
レビ記は前もって示された福音なのです。
そう!
レビ記は「旧約聖書の福音書」というわけなのです。
 
そういうわけで、私はレビ記が好きです。
 
創世記3章15節を「原福音」と呼びますが、
その「原福音」をイスラエルの民族が、
「幕屋・聖所」の儀式を通して伝えていったのです。
神様は、そういう方法を取られました。
 
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「聖所」はイスラエルの「礼拝」の中心でした。
レビ記がなければ、
福音書や書簡の重要な部分が多い隠されてしまうのです。
 
・大祭司
・神の小羊
・罪のためのささげ物
・ほふられた犠牲
・祭壇に注がれたその血
・天からのパン
・世の光
・香ばしい香り
 
レビ記がなければ
これらのキリストを暗示する表現を理解することも難しいでしょう。
 
 
さらに、
・贖罪の日
・聖所の清め
・天の聖所での執り成しの務めをなさるキリスト
・審判と再臨
・正しい位置に置かれる安息日やその他の律法
こうしたことも、レビ記は伝えているのです。
 
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2021年3期安息日学校聖書研究ガイド82ページより
 
レビ記に見られる儀式や犠牲は
旧約聖書時代の象徴として
多くの実例を提供することにより、
新約聖書の真理を指し示しているのです。
そこには重要なる霊的真理が含まれています。
 
儀式は、重要な価値と情報の優れた伝達手段です。
 
犠牲についての旧約聖書の命令は
受け入れられるべき犠牲について、
いつ、どこで、どんな儀式に
どのような手順が必要かを、
非常に具体的かつ詳細に指示されています。
 
儀式の中心は、血を流したり、注ぎかけたりすることでした。
それはきれいなものではありません。
何故なら、宇宙で最も醜いもの、罪を扱う行為だからです。
 
そして、イスラエルの民は、血の意味を理解していました。
 
私たちは、これらの犠牲の制度の中に、
一つの型、すなわち、
キリストの死と奉仕のひな型を見るのです。

 
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神は、罪を憎まれます。
罪の結果を、神はご存知です。
 
罪と死の因果関係を
人々の心に刻み込むためには、
視覚的に明示することによって、
より強い印象を心に残すのです。
 
アダム以来、小羊をほふることによって、
神は罪の恐ろしさを指し示し
罪からの回復を、
神の憐れみしか成し得ないことを
教えてこられたのでした。
 
ところが、神の民である者が、
神のこのご計画を大きくゆがめてしまった。
歴代の預言者たちは、それを譴責し続けたのでした。
 
マラナ・タ
旧約聖書の人々は、
その罪の問題を解決してくださるメシアを
待ち望んできたのです。