ごきげんよう!さわこです
6月26日、安息日、9時からは小学上級生クラスの聖書の授業です。
10時まで、一時間、休憩時間なしの集中講義(笑)
コロナ禍にあって、安息日礼拝に教会に集うこともかなわなので、
小学校4年生の男の子二人とライン電話で聖書のクラスを持ちました。
とても恵まれましたので、実況中継みたいに記録に残しました。
と言いますのは、私が間違えて12課の準備をしていたのです。
11課だったんです。
瞬時に神様に助けを祈りました。
このお祈りに神様は速やかに答えてくださいました。
テキストには書かれてはいないけれども、紹介して、テキストの内容を裏付けて、さらに神様への信頼を深める聖句を、聖霊様が次々と、わたしに思いいださせてくださるという奇蹟を起こしてくださったからです。
学びは、イエス様のお誕生について。
いつものように、「日々の祈り」を讃美しました。
安息日学校・聖書クラスの開校讃美歌です。
♪ 日々の祈り わたしの願いは 神を知ること 愛すること 主に従うことです
始まりのお祈りはさくちゃんです。
今日の聖書の勉強ができることへの感謝と、分かるように助けてくださいとの聖霊さ間へのお願いを、父なる神様に、イエスさまのお名前でお祈りしてくれました。
今日のテキストは、11課。
「その昔、神様はダビデに孫の孫の孫・・・の中から、約束されたメシヤが生まれると約束なさいました。ヨセフもマリアも、ダビデの子孫だったのです」と、テキストに書かれています。子どもたちに読んでもらいました。
そこで
「さあ、聖書のマタイによる福音書の1章を開いてください。
このテキストに書いてある通りかどうか、聖書で確かめましょう。」
二人に交代で1節と2節を読んでもらいました。
「アブラハムの子孫、ダビデの子孫、イエス・キリストの系図。
アブラハムにイサクが生まれ、イサクにヤコブが生まれ」
アブラハム、ダビデ、イサク、ヤコブ、全部聞いたことのある名前ですね。
「はーい!」
では、今度は5節を読んでください。
「サルモンに、よってラハブによって、ボアズが生まれ、ボアズにルツによってオベデが生まれ、オベデにエッサイが生まれ、」
はい、6節を読んでください。
「エッサイにダビデ王が生まれた」
そこで、二人の子どもたちは「おお~ダビデが出て来た!」
じゃあね、聖書をじっと見ててね、ダビデのお父さんはだれ?
「エッサイ!」
エッサイのお父さんは?
「オベデ!」オベデはダビデのおじいさんね。
オベデのお父さんは?
「ボアズ!」
ボアズは、ダビデのひじいさんになるよ。
じゃあ、ひばあさんの名前は?
「ルツ!」
ボアズさんとルツさんについては、今度、勉強する時のために、二人の名前にしるしをつけておいてね。ダビデのひじいさんとひばあさんだからね。
こうして、男の子たちとマタイによる福音書のポイントとなる所に徴をつけてもらいました。
17節
アブラハムからダビデまでが14代。
ダビデからバビロン移住までが14代。
バビロン移住からキリストの誕生までが14代。
つまり、ダビデからキリストまで合わせて28代、というわけだから、ヨセフとマリアはダビデを先祖としているといっても、遠い遠い親戚ね。千年くらいの間がありますよ。
「聖書を、“マタイによる福音書”から読み始めた人は、イスラエル人の系図から始まって、人の名前ばっかりで面白くないって言う人も多いのですが、あなたたちはどうですか?
あなたたちは赤ちゃんの時から教会に来ているし、聖書に出て来る人たちの名前も知っていたりするし、どうですか? 系図はつまらないですか?聖書を読む気にならないって思いますか?」と聞いてみました。
すると、ですね・・・二人から同じ答えが返ってきました。
「ますます面白くなりました!聖書をもっともっと知りたくなりました」
期待以上の素晴らしい反応がありました。
(ほほほ・・・予想通りでした。“聖書って面白い。系図って面白い“こう言う気持ちになってもらいことがワタシの狙いです。ほほほ。成功したわ)
さて、テキストには、預言者ミカは、メシアはベツレヘムでお生まれになると書いてあるとありますから、ミカ書を読んで確かめてみましょう。
二人にミカ書の5章1節を読んでもらいました。
「エフラタのベツレヘムよ
お前はユダの氏族の中でいと小さき者、
お前の中から、わたしのために、
イスラエルを収める者が出る。
彼の出生は古く、永遠の昔にさかのぼる」
ベツレヘムに、線を引いておいてね。
「質問があります。ミカは女でしたか?」 と さくちゃん。
そうね、ミカちゃんって、日本では女の子の名前だね。預言者はほとんど男の人ばかりだけれども、ほら、前にデボラって女の預言者もいたね。(今度、復習しておこう…と心の中で)
イエス様は、ベツレヘムでお生まれになる前は、どこにいたと思いますか?
すぐ、返事がありました。
「マリアさんお腹の中です!」
確かに正解ですが、もう一つ正解がありますよ
マリアさんのお腹の中に入る前はどこにいましたか?
テキストを読んでみましょう。
「イエス様は、ベツレヘムでお生まれになる前は天に住んでおられました。イエス様は宇宙の支配者でおられました。イエス様はアダムとエバをお造りになった方です」
「そうだ、神さまだから天におられたんだ!」
大切なことに気づきました。
この世界は三位一体の神様、父なる神様と子なる神様と聖霊の神様によって造られたのですが、赤ちゃんとして生まれる前の神様であるイエス様が、お造りになったことが、新約聖書に書かれていますから、そこを読んでいきましょう。
コロサイ人への手紙を開いてね。1章の15節を読んでもらいました。
「御子は、見えない神の姿であり、すべての者が造られる前に生まれた方です。」
続いて16節
「天にあるものも地にあるものも、見えるものも、見えないものも、・・・万物は御子において造られたからです」
17節も読んでおきましょう。
「御子はすべての者よりも先におられ全てのものは御子によって支えられています」
ほら、どう?
天地創造は、イエス様によって造られたって、ありますね。
旧約聖書に書かれていることを、新約聖書で確かめるんですよ。
これが聖書の勉強の仕方です。
如何に聖書を楽しむか!
それを小学生の時から体験しておくこと!
小学4年生の授業です。
小学生向けであっても、これが私の方法。
さて、テキストの最後に、大切なことが書かれています。
そこを読んでもらいましょうね。
「わたしたちといつも一緒にいたい、」と願っておられるイエス様は、天へもどられる前に約束してくださいました。それは、私たち全員への約束です。必ず守っていただける約束です。イエス様は「あなたがたをむかえに必ずもどってくる。」とおっしゃいました。イエスさまは、すぐに来てくださいます。
さあ、ここに書かれていることを、聖書で確認してみましょう。
新約聖書、ヨハネによる福音書14章3節を開いてください。
「行ってあなたがたのために場所を用意したら、戻ってきて、あなたがたをわたしのもとに迎える。こうして、わたしのいる所に、あなたがたもいることになる」
ここ、大事だから、聖書に線を引いておいてね。
このイエス様のお約束を、私は信じています。君たちはどうですか?
「はい!信じています!」と元気な信仰告白をしてくれました。
では、終わりのお祈りは、そうちゃんね。お願いします。
聖書がますますおもしろくなったこと、もっともっと神様のことを知りたいということを祈ってくれました。
私が、11課を12課と間違えていたにもかかわらず、大急ぎの祈りに神様は答えてくださって、聖霊様が大活躍して授業を導いてくださったことを子どもたちに話しました。聖霊の神様が助け主であることを、彼らも目撃し体験してくれたのです。
今朝の空には、月齢17.7歳の月が、南の空に。
マラナ・タ
分級の聖書の授業を通して、私が望むことは、聖書の知識を蓄えると言う事だけではなく、今、ここに、今、この時間に、イエス様の実在を聖霊さまによって、体験してほしいということです。