ごきげんよう!さわこです
新しい年、太陽が昇ります。
 
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自分の信仰に自信を持っている軽率な饒舌家たちは、こう言うかもしれません。
新春早々に、「うわさ話への勧告を」取り上げるなんて、ちょっと違うんじゃないの。
元旦には、元旦にふさわしいテーマを紹介すべきでしょう? ねえ、そうだと思わないこと? と。
相応しいテーマと言えば、「信仰・希望・愛」に決まっているではありませんか?
 
(笑・笑・笑)
 
愛すべき軽率な饒舌家たちよ。
不完全な私たちは、それでも、十分に愛されています。
天国に引き上げられて、天国にふさわしい者として、天国に居場所をもって生活できるように。
 
私たちは、神様に愛されているがゆえに、
神様は私たちを日々新しく造りかえてくださいます。
 
軽率な饒舌家のままであってほしくないとの願いを神様は持っておられます。
 
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E・G ホワイトの9つの「うわさ話への勧告」
 
(1)   うわさによって行動してはいけない  ー聖霊に導かれて(下巻)p175--
おお、主があなたがたを導かれますように!
あなたがたは決してうわさによって行動を起こすようなことがあってはならないのに、時折、うわさによって行動を起こしています。
 
(2)    あら探しやうわさ話、悪口はサタンのやり方  ー聖霊に導かれて(下巻)p307
教会では、あら探しやうわさ話、悪口や兄弟を非難することなど、教会を弱め、倒してしまうかもしれないサタンのやり方はふさわしくありません。うわさ話には、教会の中には居場所がありません。うわさ話から心の戸を閉ざさなければなりません。
 
うわさ話しの好きな人の標語は、『報告しなさい。そして、さらに多くの人に伝えよう』なのです。
このようなうわさを言いふらす人は、自分のしていることが、神に背いているとは知らないかもしれませんが、驚くほど忠実にサタンの働きをしているのです。
『みんながそう言っている』『そんな話しを聞いた』という声に対しては、心の戸を閉ざさなければなりません。
      
(3)  人が人を食べるよりも恐ろしい行為   ーアドベンチストホーム PDF p362
人食い人種が、まだ生暖かいびくびく動くえものの肉を食べている光景は思っただけでもぞっとするが、しかしこういう行為よりももっと恐ろしい結果は、真意を誤り伝えられたり、評判を傷つけられたり、品性を批判されたりすることなどによって生ずる苦悩と破滅です。
 
こうしたことについて神が「死と生とは舌に支配される」(箴言 18:21)と仰せになっているみことばを、子供たちも青年たちも学ばなければなりません。
 
うわさ話と、うわさを言いふらす精神は、サタンが不和と争いの種をまき、友を引き離し、私たちの立場の真実性に対する多くの人の信念をぐらつかせるための特別な働きであるのです。
       
(4)  私たちの非難はキリストに対するものである  ー食事と食物の勧告 PDF p346
 
彼らはよくしゃべるが、その言葉はよく選んだものではありません。
ちょっとしたうわさ話が次々に伝えられるそのとき、同時に悪口の毒も皆に回されているのです。
 
これらの軽率な饒舌家たちは、証人のいることを忘れていますが、実は目に見えない番人が彼らの言葉を天の書に記しているのです。
 
これらすべての不親切な批判、誇張した情報、ちょっとした刺激を受けて表現した嫉妬の気持ちを、イエスはご自身に対するものとして記録なさるのであります。
 
       
(5)  うわさや悪ふざげその類いのものをすべて捨ててしまえ  ー信仰と行い PDF p66
 
私たちは心を天に向けるためのすべてのものを持っているのではないのでしょうか。
また、世俗的で、官能的で、安っぽいばかげたお喋り、冗談、悪ふざけ、偽のうわさ、秘密を口走ること、よこしまな憶測から、私たちを引き上げてくれるすべてのものを持っているのではないでしょうか。
 
これらは教会にとって恥辱となるものです。これらのことによって、教会は衰え、弱められてしまうのです。
これらのことをすべて捨ててしまいなさい。
 
          
(6)  うわさをする自由を神様は私たちに与えてはおられない   ー祝福の山 PDF p48
 
神は、他人をさげすんでうわさする自由を、だれにも与えておられません。
私たちは、周囲の人々に欠陥や弱点を見ることでありましょう。
しかし、神は、すべての魂は自分のものであるーすなわち創造によって自分のものであることと、キリストの尊い血をもって買いとられたゆえに、二重に自分のものであるーと主張なさいます。
 
私たちは、うわさ話をするとき、そのことを覚えているでしょうか。
創造と贖いによって、私たち教会に集うものたちは、いくら欠点や弱点があろうとも、神様のものであることを忘れてはないでしょうか。
          
(7) 教会内のサタンの部下によって伝道が遅れている  ーキリストの実物教訓 PDF p19
       
サタンには、多くの部下がいます。
クリスチャンであると称しながら、真理の種を人々の心から奪い取って、サタンの手助けをしている者が多いのです。
説教を聞いて帰って、家でそれを批評の材料にする者が多いのです。
 
普通の講演や政治演説の言葉を批評するのと同じように、説教を批評します。
神からの言葉として受けるべき使命を、軽々しく茶かしてしまうのです。
 
牧師の品性のことから始めて、その動機と行動、または、教会員の行為に至るまで、無分別に話し合い、手厳しい判断を下し、人のうわさ話や悪口などを未信者のいる前で平気で言うのです。
子供の聞いている所で、もし親が、こうしたことを言うのなら、神の使者たちに対する尊敬と、彼らの語る使命に対しての敬意とを失わせることになりかねないのです。
そしてその結果、多くの者は、神の言葉そのものをも、軽々しく扱うようになってしまうのです。
     
こうして、いわゆるクリスチャン家庭で、無神論的教育を受けることになってしまいます。
それなのに、親たちは、子供たちが福音に関心をもたず、聖書の真理を信じようとしないのを不思議に思うのです。
子どもたちを道徳的、宗教的感化の中に育てることが、なぜこんなに困難なのであるかと思案するのです。
 
しかし、子供たちの心をこんなに頑固にしたのは、自分たちであることに彼らは気づいていません。
 
このようにして、良い種は、根をおろす土をみつけることができずにいる間に、サタンに奪い取られてしまうのです。
 
 
(8) 二人だけで忠告しなさい   ー教会への勧告 PDF p125
 
キリストは、「もしあなたの兄弟が罪を犯すなら、行って、彼とふたりだけの所で忠告しなさい」(マタイ 18:15 )と言われました。
その人の誤りについては、第三者に話してはなりません。1人が聞き、また次の人が聞き、更に次へと絶えず、うわさは広がって災いは増し、ついに教会全体が苦労をさせられることになるのです。「当人とふたりだけ」で、その問題を解決しなさい。これが神のご計画であります。
          
 
(9) 不利なうわさを他の人に伝えてはいけない   ー教会への勧告 PDF p290
 
クリスチャンは、言葉に注意深くなければなりません。
クリスチャンは決して、1人の友人についての不利な噂を、もう1人の友人に告げるべきではありません。
特に、もし2人の友人の間に一致を欠いていることを知っている場合は、なおさらです。
 
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EGホワイトの著作集から「うわさ話」に関する勧告のまとめです。
こうした勧告されるにふさわしいうわさ好きな人々もまた、神によって創造され、贖われた、神の愛の対象者なのです。
 
あら探しやうわさ話、悪口、それを自分がしていながら、しているという自覚がないならば・・・
だって、反対する人もいないのよ。盛り上がっているんだもの。こうして親しさが増していくのよ。
なんて、本気で思ってはいないでしょうね?わたしたち。
 
マラナ・タ
「気づいていない罪を気づかせて、私を造り変えてください」と日ごとに祈ろう。
きっと、気づかされた時、自分の罪の大きさに、恐怖に震え上がる。
悔い改めの恵みにあずかることになる。