ごきげんよう!さわこです
 
 
もし世があなたがたを憎むなら、
世はあなたがたよりもわたしを先に憎んだことを知っておきなさい。
(ヨハネの福音書15:18)
 
 
「世」とは、キリスト教信仰を持っていない世の中の人全般を言うのか?
そんな単純なことではない、と思います。
 
イエス様は、「わたしの囲いの中にいないわたしの羊がいる」ともおっしゃいました。
世の中には、出会う機会があったなら
「イエスをキリスト」と告白する人物がいることをイエス様は知っていらっしゃるのです。
 
また、クリスチャンの中で、「自称クリスチャン」から脱却しないままの人物がいることも、イエスさまは嘆いていらっしゃるのです。
 
つまり、「世」とは、キリスト信仰とは口先だけで、「肉なる状態」に留まっている人。そのことに違和感も感じることのない人。
 
キリストを信じていると公言しながら、世的価値観に、世的思考回路に、世的感受性に囚われたままの人。
 
聖書を読んでも、お説教を聞いても、キリストの言葉を、自分の尺度を基準に取捨選択する人。
 
また、キリストの言葉の一部を用いて、憶測する人。
つまり、聖書の言葉を語るけれども、本来の神様の御意思から離れた理解をする人。
 
それらをひっくるめて「世」と言っているのではないでしょうか。
 
そういう人々から、非難されたり、パッシングを受けたとしても、
その苦悩は、あらかじめ、すでにイエス様が味わわれたと言うこと。
 
 
マラナ・タ
その事実を知るだけで、力が湧いてくる。
イエス様の方に、目が向くと、焦点が合うと、希望に変わる。