ごきげんよう!さわこです
朝のウォーキングで、予想外のことがありました。
川面に映る朝日を写していたら、高齢の男性が声をかけてくれました。
「きれいに写せるかね?逆光だし、眩しすぎないかね?」
「見てみますか?」と写したばかりの映像を出しました。
「きれいに撮れてるね。」
「川沿いの道に堤防ができて、整備されて、気持ちの良い場所になったね。」
このあたり、昔は・・・そんな話をしながら歩きました。
名前も知りません。初めて会う方。
毎朝、似たような時間帯に歩いているらしいのですが・・・
そして、お互いに、この川沿いの町の住民なのですが・・・
さて、橋を渡って、少し歩くと、鳥が見えました。
鳥を写していたら、通学中の男の子が話しかけて来ました。
今朝は、男性陣に話しかけられる日だ。
帰ったら、「わたしのもて期の再来だ」と夫に自慢しようと思いました(笑)
少年の話に相づち打ちながら、暫く一緒に歩きました。
学年を聞くと、小学三年生。
「人間は魚から進化したんだよ」と、彼は進化論を始めました。
そして指を広げて、「ほら、ここ、魚だった時の水かきの痕跡なんだよ」
「学校で教わったの?」と聞いたら、
「ううん、本で読んだ」と。
「本好きなんだね~。君って物知りなんだね。あのね、人間は初めから人間なのよ」と私ははっきり言いました。
「おばちゃんも、小学生の時には、君と同じように、考えていたんだ。人は、初めは魚、そして、順々に進化して来たと、本には書いてあるし、学校の先生もそう言うし。初めは魚だったって、学校の先生に聞いたの。だから、お母さんのおなかの中には羊水ってお水があってその中で赤ちゃんは育つのだって。だから、おばちゃんも子供の時には進化論を信じていたよ。でも、大人になって、聖書を読んで、考えが変わったの。人間は最初から人間なの」
少年は、このおばちゃん、バカじゃない?みたいな雰囲気をちょっと出しました。
そして最後に「ダーウィンはね、死ぬ少し前に、進化論は間違えていたと言ったのよ」
と締めくくりました。
少年の心に分け入って考えてみよう・・・・・わたしの想像(笑)
(ダーウインを知っているから、バカではないかもしれない・・・いったい何なんだ?僕の周りでこんな人は初めてだ)
少年は、それから、家族の話をしてくれました。
「おかあさんは50歳、お父さんは45歳。5つ上にお兄ちゃんがいて・・・」
私からは、そんな個人情報なんてもちろん聞きだしたりはしませんよ(笑)
「ぼくの靴は、シュンソクって言うの。シュンソクって知ってる?」
「シュンソク?俊足ってすごく走るの早い人のことだよね。」
「そうじゃなくて、靴の名前」
「ああ、メーカーの名前なの?知らないなあ、ナイキしか知らない。最近、有名になったの?」
「最近じゃないよ。ぼく、三年前から履いているから」
世の中の流行や世の常識に疎いワタシ。
次の橋のところで、少年と分かれました。
お互いに手を振って、「じゃあね、バイバイ」
少年は、学校に着いてから、どうしたかしら?
願わくは、話題にしてくれたらいいな。
きっと、「そのおばさん狂っている」と、みんなで嘲笑したかもしれない。
あるいは、「進化論だけでなく、創造論という考えもある。自分で調べて見て、自由研究のテーマにしたらどうだ?」
そんな先生との出会いがあったらいいな。
心の中で、少年のために祈りました。
朝の散歩は、祈りの時間なのですが・・・
今朝は、どうしたことでしょう?
今朝は、いつもより早く4時半に目覚めさせてくれました。
6時半過ぎに家を出るまでにゆっくりデボーションの時間を持てました。
マラナ・タ
神様は、今朝、わたしに「証し人」になるように、召されたのでしょうか?