ごきげんよう!さわこです。
私の読書は、何冊も同時進行です。
この本は、ほぼ一か月かけて、昨日完了しました。
聖書やキリスト教信仰書とは別に、一押しの本です。
私たちの時代は、明治維新について、このような事は学ばなかったように思います。
明治の始まりを学ぶなら、この本を副読本にすべきだと思いました。
是非、是非、読んでください。
とても、興味深く読めます。
この本だけ読むなら、一か月もかからないと思います。
ただ、私が、この本にだけ集中できる環境になかっただけのこと。
その時の状態で、読みたい本が違ってくるということもあるのです。
この裏表紙も、きちんと読んでいただきたいです。
幕末や明治維新に活躍した人々は、NHK大河ドラマで登場します。
そうした人物は、勿論この本にも出てきます。
ドラマになると、作者や台本を書いた人脚色した人の思い入れが入ります。
そこが面白さなのでしょうが、史実とは微妙にずれてもくるでしょうし、
人物に関しての先入観もあります。
私は本好きの父の影響もあり、司馬遼太郎が好きでした。
結婚してからは、夫の本棚にも司馬遼太郎がずらり。
「竜馬がゆく」は私たちの愛読書。
そこで、私は大いなる勘違いをしてしまいます。
司馬遼太郎の書く。竜馬像や幕末の世界を史実と混同してしまったのです。
なぜ、「龍馬」ではなく「竜馬」としたか?
それは、フィクションの部分があるからです。
司馬の思い入れがあっての竜馬像なのですから。
坂本龍馬ではなく、坂本竜馬。
さて、NHK大河ドラマは100%史実でもないということを考えて、
引き算しながらドラマ鑑賞しなくてはなりませんね。
この本には、勿論、龍馬は登場しません。
明治維新を牽引し新しい国づくりに情熱を傾けた志士たちが政治家として官僚として、大久保利通、伊藤博文はじめ、
明治4年に、岩倉具視(ここで、鶴瓶さんの顔が浮かんでしまう・・・というのもテレビの影響か)を団長として「遣米欧使節団」が1年10カ月もの壮大な旅をした。勿論物見遊山ではない。
近代国家の青写真を描くためであった。
欧米人は、彼らの堂々たる”態度”に驚嘆したのです。
紹介したい箇所は、山ほどあります。
どうぞ、ご自分で購入してくださり、鉛筆と付箋を片手にお読みくださいますように、
伏してお願いする次第です。(笑)
私の小さな花壇のすみれたち。