ごきげんよう!さわこです。
11月17日には「十日夜」とありました。
急いで、屋上に駆け上がり、空を見上げました。
南の空に、半月がくっきりと。
 

茶の湯をやめて3年が過ぎましたが、茶の湯のお稽古で、師匠から教わったことが思い出されました。

 

十日夜には、お餅をついてお供えし、田の神様と同様に亥の子神を山にお返しする行事なのよ。

本来は、旧暦の十月最初の亥の日に行われていた行事で、お茶の世界では

この日を「炉開(ろびらき)」として夏の間の風炉(ふろ)を撤し、炉を開きます。

だから、今日からは「炉」のお稽古よ。


風炉から、炉へ。

茶の湯で使うお道具で季節の節目を意識します。

聖書通読表に記されている二十四節気と月の巡りが、茶の湯のお稽古を通して身近になっていきました。


そして、通読が、ますます楽しくなって行きました。