ごきげんよう!さわこです。

 

教会の伝道と使命と牧会伝道を、

教会員数に焦点を合わせた見方で人間的に縛りつけるというのは、

回心における聖霊の役割を正当に評価していないということです。

逆に、それは神の主権を弱め、福音の力を失わせることになります。

教会が聖霊をないがしろにするとき、

回心していない人たちが教会に入って来て、教会は弱くなって行きます。

                      (安息日学校聖書研究ガイド副読本86頁より)」

 

キリスト様を信じる信仰を
教会員の人数で計ろうとする傾向があります。
また、活発な教会活動で計ろうとすることもあります。
活発な奉仕活動においても同様です。
 
とある教会の若い女性が、
奉仕の競争をしているみたい・・・
神父さんに、素晴らしい信仰者だとほめられたくて競争しているようで・・・
そんなふうに思ってしまう自分の心が哀しい
教会に行くのが負担になってしまって・・・
と言うのを聞きました。
 
だから、わたし、今、聖書を毎日読むようにしなくちゃと思って、
おばちゃんにもらった聖書通読表、ほんとにうれしい。
 
彼女は、キリスト様を信じたくなったとき、
さわこおばちゃんの教会は遠いから・・・
自宅から一番近い教会を選びました。
カトリック教会でした。
 
その教会は、江戸時代から明治に改まろうとするころ、
キリシタン弾圧が終焉を迎えるのも近いころ、
隠れキリシタンが収容されていた場所に建てられたカトリック教会。
小さな田舎町の小さな教会でした。
 
                  
                   町はずれ、
                   すくっとたつ鶏頭の花、一輪、
                   イエス様の十字架を思う、
 
彼女は、何か心に重荷を持つ時には、
数分で行ける教会のお御堂に駆け込んで
ひざまずきました。
 
私たちクリスチャンの信仰を育て、
助けてくださるのは、
聖霊様のお働き。
 
福音を伝えなくてはいられない思いを
突き上げてくれるのも聖霊様のお働き。
 
貧しい人、弱い人への
思いやりがあふれてくるのも聖霊様のお働き。
 
人の目に、華やかに見える活動や御奉仕、
その働きを通しての人との交わり。
そうした充実感を
聖霊様の働きの代用にしてしまうことのないように
私たちのこころを守ってください。
 
マラナ・タ
教会も、信徒たちも
聖霊様をないがしろにしてしまう罪を犯すことのないように、
われらを試みから守り、悪より救い出したまえ。