各時代の希望 上 第5章「献納」

・ 神にささげる献げものは傷のないものでなければならなかった。こうした献げ物はキリストを表していた。

・ 長子を神にささげることは、最も古い時代から始まっていた。

・ 長男は、人々の中におけるキリストの代表者として、祭司職に捧げられるのであった。

・ 神はモーセにこう言われた。「イスラエルの人々のうちで、すべてのういご、すなわちすべて初めに胎を開いたものを、人であれ、獣であれ、みな、わたしのために聖別しなければならない。それはわたしのものである」

・ 幕屋の奉仕が制定されてからは、神は、聖所で奉仕するために、全イスラエルの長子の代わりにレビ人をお選びになった。しかし、長子はやはり神のものとみなされ、贖いの金で買い戻されるのであった。

・ 過越しの夜、門口に塗られた血によってイスラエルの長子が救われたように、キリストの血には世の人々を救う力がある。

・ イエスは天の真理を持っておいでになられた。聖霊の声を聴いていたものはみなキリストに引き付けられた。自我を拝んでいた者は、サタンの王国に属した。キリストに対する態度を通してみな自分がどちらの側に立っているかをあらわした。

・ 最後の審判の日に、失われた魂はみな自分が真理を拒んだということが、どういうことであるかを悟る。人々は自分たちの選択の結果を悟る。

・ 宇宙の裁きにおいて、神には罪の存在には責任がないことがわかる。神の忠実な者たちも、反逆した者たちも、声をそろえて「万民の主よ、あなたの道は正しく、かつ真実であります。主よ、あなたを恐れず、み名をほめたたえない者がありましょうか。あなたのただしいさばきが、あらわれるに至ったからであります」と宣言する。(黙示録15:3,4)