ごきげんよう! さわこです

「八重の桜、軍師官兵衛、花子とアン、朝が来た」
最近のNHKのドラマは、クリスチャンが続出。
クリスチャンにとっては、なんだかうれしく誇らしくもあります。

「八重の桜」がはじまる二年ほど前から「会津藩」に関心があってそういう関係の本を何冊か読んでいました。
あるとき、ふと、思ったのでした。
明治維新は、もっぱら官軍側ばかりから語られているように思えたのでした。
逆臣とされた、幕府方から見た明治維新はどうだったんだろう?

日本が、どこの植民地にもならないで、列強諸国と肩を並べるようになったのは、鎖国時代を経て日本を成熟させていった徳川政権という土台があったからではなかったのかしら?

新しい時代が来ると、古くからあったものは間違いであったかの如く全面否定しようとする考え方になんだか不誠実さを感じてしまう私でした。

下準備の勉強ができていましたので「八重の桜」は堪能しました。


「軍師官兵衛」は主人公の役者さんにずっと以前から目をつけていたので、私の期待を裏切ることのない演技に堪能しました。

ドラマではあまり踏み込んでいなかったキリシタンとしての官兵衛に関心がわいて、キリシタン官兵衛に焦点を当てて書かれている葉室麟さんの小説に暫しはまって楽しみました。


「花子とアン」は,「赤毛のアンシリーズ」を思春期時代に愛読した私でしたから、古くからの腹心の友に再会したような喜びを持って楽しみました。


「朝が来た」の広岡浅子さんは、まったく知らなかったのです。
ドラマも楽しく見ていますが、広岡浅子なる方を早く知りたくてたくさんある本の中から、迷いに迷って長尾剛著・PHP文庫「廣岡浅子 気高き生涯 明治日本を動かした女性実業家」を選びました。

本の帯には
・ 実業家として、渋沢栄一、五代友厚、岩崎弥太郎にひけをとらない事業展開

・ 教育者として、日本初の女子大学である日本女子大の創立に尽力!

・ キリスト教徒として、近代日本におけるキリスト教徒として、近代日本におけるキリスト教の発展に貢献!


序章には
はたして広岡浅子とは、いかなる女性だったのか。
それを知っていくとき、そこに広岡浅子という一人の女性のみならず、「日本女性そのものが持つ本質」としての強さ、あるいはスゴさが見えてくる。
私たちは、広岡浅子を通して、日本女性の底力というものを、そして日本女性の魅力というものを、今さらながら理解していくだろう。彼女の人生を追うことで、こうした真実を知っていく。


というわけで、この本から、紹介したいことや共感したことを、明日書きたいと思っています。

今宵はここまで、おやすみなさい。また明日。


マラナ・タ

私にとって「明日」という日が来ることを信じているのですね。
ないかもしれないのに・・・。
でも、疲れと睡魔にはかないません。

広岡浅子 気高き生涯 (PHP文庫)/PHP研究所

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