ごきげんよう! さわこです
今朝、銀行に行く仕事があった。

残高の数字に、こりゃあ困ったと、気がめいりそうになったのだが・・・。
待ち時間に、そばにあった、雑誌を手に取って、パラパラとめくっていたら・・・

ものすごい見識の言葉に出会った。

「家庭に安らぎを求めても得ることはできない。
それは八百屋に行って魚を買おうとするようなものだ」

なんと素晴らしい!(笑)

夫が如何に妻に気を使い、妻に虐げられているのか、書かれている。
夫の自虐ネタと言ってしまえば、それまでなのだが、夫と妻を入れ替えても十分に通用する、読みごたえのある悲壮感漂うジョークではないか。

いったいどなたがこういうことを書いているのかと、興味が湧いてきて、前のページを開くと、「ソクラテスはこう言った。結婚はすべきだ。良妻に恵まれると幸せになる。悪妻なら、哲学者になれる。」という活字が目に飛び込んできた。
ああ、この言葉は聞いたことがあった。

そうか、この方は哲学者だったのか。

帰ってすぐに、土居賢二さんの本を調べてみた。
文庫本が古本で1円になっているではないか!
送料込みでも250円くらいで入手可能。
さっそく、二冊注文してしまった。

銀行に置かれていた雑誌の名前も覚えていない。
私の関心の範囲内にはない雑誌であることは間違いない。
かなり有名な、すでに大学を退職なさった哲学の先生らしいのだが、私は全く存じ上げなかった。


マラナ・タ
ふふふ、楽しみだわ。
神様は愉快なチャンスを与えてくださる。