ごきげんよう! さわこです

キリスト教関係の本を読んでいると、たびたび出てくるのが、ヨセフスという存在。
ついにその本を入手した。全6巻を読み切る自信はないのだが・・・


ヨセフスとは、AD37-100年頃。ユダヤの歴史家。
エルサレムの名門に生まれるが66年から70年にかけての対ローマのユダヤ戦争に、ユダヤの指揮官の一人として参戦する。
その敗戦とともに、ローマ皇帝となったウェルパシアヌスとその子ティトスの厚遇をうけてローマに身を移し『ユダヤ戦記』と『ユダヤ古代誌』を著す。
その書は多くの散逸した資料を含み、ユダヤ史、キリスト教史を知るうえで貴重な文献となった。



ヨーロッパのキリスト教徒や知識人たちにもっとも広く読まれてきた「ユダヤ古代誌」。
天地創造から説き起こし、紀元後ユダヤ戦争直前までの記述で終わる全20巻は、ヨセフスが敗軍の指揮官の一人としてローマに降ったのち、皇帝の厚遇のもとに書かれた。
政治的には親ローマ派であり、思想的にはユダヤ教、ユダヤ文化の弁護者であったヨセフスの大著は、ユダヤ史を知るうえできわめて貴重な史料であるばかりでなく、イエスと同時代の散逸した記述を数多く含む文献として、キリスト教徒たちの関心を引き付けてきた。



というわけで、原著1-4巻までを収めた文庫版第1巻を読み始めた。
天地創造からアブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフを経てモーセまでが書かれているとあるので、期待して読みたい。

聖書通読を始めてから、旧約聖書が面白くなってきた。
というのは、新約聖書のもとは旧約聖書だとわかるようになったからだ。
旧約聖書の中にイエス様のお言葉を次々と発見する。
パウロやペテロの書簡にも旧約聖書の引用を発見する。

あたりまえなのだ。
イエス様もペテロやパウロたちも読んだのは旧約聖書なのだから。
旧約聖書の成就が新約聖書なのだから。
新約聖書だけでは神様を語れない。

旧約聖書の中に隠れているイエス様を発見する感動は大きい。

マラナ・タ
この本を読むことによって、聖書への信頼を増し加えてください。