ごきげんよう! さわこです。

一年前から、計画していた講演会、盛況のうちに終えることができました。
講師は三育学院短期大学看護科の名誉教授 平田文子先生。

認知症に関心があって、このような講座をよく受講している方が言っていました。
「今まで聞いた中で、一番よかった。内容のレベルも高いのにわかりやすい」

認知症は、長生きの国、日本にとって大きな課題。
85歳以上のうち3~4人に1人は認知症。
アメリカでは2人に1人が認知症なんですって。


認知症になると、孤独感、猜疑心、不安感が強くなるそう。
そのことを心得て、接するように心がけなくてはなりませんね。

日頃から、何があっても、落ち着いた優しい対応ができるような・・・
そんな心の状態を保つように心がけるには、キリスト信仰はとっても有益。
神様との健全な関係を築き上げていくことが基本だと思いながら聞きました。


認知症の起きる原因の一つに、脳の海馬が損傷を受けるということがある。
海馬を鍛える方法は、海馬近くにある嗅覚神経を刺激したらよいのですって。
するとやられていない海馬の神経細胞が活性化する。
そのためには、ハーブティーなど良い香りのお茶をいただくのはいいですね。
良い香りの漂う生活。

キリスト様の香りに勝るものはありません。
♪シャロンの花 イエス君よ うるわしき花の香り・・・

讃美歌を思い出し、今、ふと口ずさみました。

脳の異常は、加齢や遺伝子によって発生するものですが、発生しにくいような環境づくり、要するに生活習慣が大切なのですって。

認知症も生活習慣病の側面があるとのこと。

飲酒、喫煙、多忙な生活、食べ過ぎ運動不足による肥満、高脂肪・高塩分食、腹八分目、過食、夜食を避けましょう。


お勧めの食物は
緑黄色野菜、根菜類、果物、ごま、ナッツ、玉ねぎ、にんにく、ねぎ、ニラ、納豆、青魚。
わあ、大丈夫、私の好きなものばかり。
でも、これからは、もっと意識して食べるようにしよう。

アメリカでは認知症が多いのには、肉食文化の影響?

ストレッチ体操や適度な運動で足腰を鍛えよう。
ラジオ体操は、ストレッチ体操ですよ。
それなら、毎朝、続けるよう努力しよう。最近さぼっていたので・・・反省。

ウォーキングを続けるコツ・・・万歩計、グラフにつける。

グラフと言えば、夫は毎朝、体重を測ってグラフにつけている。
そして食べたものも記録している。
もう、かれこれ3年になるけれど、体型をキープしていてお腹が出ていない。

本や新聞もよく読みましょう。音読がよいそうですよ。
私たちクリスチャンは聖書を読むのが生きがい。
声を出して読むことをもっともっと心がけよう。

夢中になる趣味を持つこと、仲間と楽しむこと。
私はイエス・キリスト様に夢中になって25年。
教会の兄弟姉妹方と楽しい交わりも25年。

互いにほめ合うことは、ドーバミンが出るので、双方にとってとてもいいこと。
タッチしながら語り掛けること、とってもいいことなんですって。

私の教会では、朝のご挨拶に握手をしたり、ハグをすることもある。
とにかくみんな仲良しなのよ。

昔気質の人には、しんどいのかもしれない(笑)

日本人の挨拶は、距離をおいてお辞儀をすること。

これも高温多湿の日本の気候風土の生み出したものだとか。

日本人は特に男性は、妻をほめるなんて・・・照れくさくて出来やしない。
夫が、ほめてくれなくても、気にせずに、夫をほめていこう。
喜びと感謝を毎日、見つけていこう。

身だしなみに留意することも、認知症の予防。
私、おしゃれ大好き。もっともっとおしゃれセンスを磨いていこう。


認知症の予防は、自分のライフスタイルの見直しにつながる。

自分の心の在り方の見直しにもつながる。

そして何より、認知症予防にふさわしい日常生活を過ごしていることが良く分かって安心した。

それでも、認知症になる場合だってあるのよね。


私、ライフスタイルには自信があったのに、乳がんになって2011年の1月、手術をした。
そういうことだって起きる。

良いと言われる生活をしていても、乳がんになったので、これは神様からのプレゼントだと思った。
きっと深い計画があるのだと思ったので、不安も恐れもなかった。

神様を信頼して生きていたら、何があっても、受け入れられるのかもしれない。

人生は、受け入れ難い辛いことを避けて通ることはできない。

その受け入れ難い苦しみを、神様に差し出す時に、神様が引き寄せ引き上げてくれる世界がある。

イエス様の十字架のお苦しみにあずかるということ。

私の苦しみはすでに神様はご存知で、共に苦しんでくださっているということ。

キリスト信仰には、こんな大きな慰めがあるのだ。

そして、神様の正義は必ず成就するのだ。


マラナ・タ
今日の安息日を感謝します。
文子先生の講演、ありがとうございます。
今日、参加なさった方々の上に神様の祝福とお支えがありますように。