ごきげんよう! さわこです

昨日、読み終えた本。
PHP研究所発行 恵隆之介 著

沖縄在住の 元海上自衛隊士官による極秘レポート
中国による「沖縄のクリミア化」が始まる

表表紙に上記のようなことが書かれていた「いま沖縄で飽きている大変なこと」という本。

沖縄のこと、何にも知らなかったんだなあ・・・
私の沖縄の知識は、メディア報道を鵜呑みにしていた。

沖縄は、日本敗戦の際の犠牲になった・・・
沖縄は、アメリカ基地の横暴に被害を受け続けている・・・
沖縄は、本土である大和民族に虐げられ、
戦後は、本土の犠牲になってアメリカにひどい目にあわされた・・・
琉球王朝は、理想的な時代だった・・・
沖縄から、基地が無くなれば、日本は戦争に巻き込まれることがない・・・

私の耳に届いている情報をまとめるとこのようなことになる。

日本がかつて、台湾や朝鮮半島を統治していた時代、
インフラが整備され、教育を受ける制度が整い、産業が発達し、風土病が激変した。

沖縄も、アメリカの統治によって、同様のことが起きたのだった。
日本は、戦前、それをしたくても、できなかったことをアメリカはしてくれた。

戦時中、鬼畜米英と言って、怖がり嫌ったが、
アメリカが沖縄に基地を持っていることで、沖縄でもアメリカは鬼畜なみの非道をしているかのような報道を信用していた。

いかに、一面的なメディア報道がまかりとおっているのか、ということが見えてきた。

なんと私たちは騙されやすいのだろう。
この本の前に読んだのは「人はなぜ騙されたいのか」というマジシャンの書いた本。

何が正しいのか、どちらの情報が正しいのか。

私たちは情緒的なメッセージに、感情が動かされやすい。

平和、愛、という言葉が聞こえると、すぐに信用してしまう。

旧約聖書の士師記18章に出てくる「ライシュ」という町に住むシドン人の話がある。
ここを読むたびに、今の日本に重なってくる。

マラナ・タ
父なる神よ
あなたの天来の知恵を求めます。
識別力をお与えください。
クリスチャンたちの良心や優しさが利用されることもあります。
イエス様がおっしゃったように、蛇のように賢く、鳩のように素直であれ。
思慮分別の知恵をお与えくださいますように。
イエス様の御名によって祈ります。