ごきげんよう! さわこです。

ハッピーサバス!
安息日に入りました。

私にとって、茶の湯はパスファインダークラブのこどもたちと深いかかわりがあります。

当時の牧師夫人のMさんが「さわこさん、PFCでこども茶会やろうよ」と声をかけてくださったのがそもそものはじまり。

2002年ごろのことですから、もう12年も続いています。
    
お茶の心得のある二人のおばあちゃまたちが、よろこんで協力を申し出てくだいました。

お茶のもてなしの心はそのままキリスト様の心ですから、茶道の精神を通してイエス様のことをより分かってもらうことができます。

ところが、指導してくださっていたお二人が同じ時期にお引越しをしてしまいましたから、
さあ、たいへん

ただのティーパーティ、お楽しみ会になってしまっては肝心の目的が伝えられるでしょうか・・・
神様が助けの手を差し伸べてくださいました。

以前ご近所に住んでおられた方が遠くに引越っされてからも、お年賀状でのお付き合いが続いていたのですが、その方から突然お便りが届きました。

母上が高齢になられて心配なので定期的に帰省なさり、その期間中にお茶を教えることにしたのでお弟子さんを募集していますという内容です。

渡りに舟とばかり、私はお茶を教わることにしました。

年賀状のやりとりというささやかなお付き合いを大切に続けていくことで、神様が顧みてくださり折にかなった助けを備えてくださる祝福を体験しました。

広島三育学院高校の聖歌隊がNHKで紹介されたことがありました。

お茶の先生はその番組を見てくださり、その後、私たちの教会のクリスマスコンサートに三育学院中学校の聖歌隊がやってくることになり、私は早速お茶の先生にご案内をしました。

そんなことがあってから「子ども茶会のお手伝いをいたしましょうか?」と先生の方からお声をかけてくださったのです。

私がお稽古を始めることになった理由を先生は記憶に留めていてくださったのでした。

教会でするのですから、神様に「献茶」をさせていただきたいとのお申し入れがありました。

有難くお受けすることになり、講壇の十字架の前にお茶をおささげしました。

そして、子供たち全員で「主の祈り」をお祈りしました。
(三年生以上の子供達は全員「主の祈り」を暗誦しています)

子供達も神妙に真剣に静まって神様の御前に立ちました。
おごそかな時間でした。

本物のお茶の先生のご指導ということで、子供達は興味しんしん、やる気まんまんです
そして、いつもよりもはるかに真面目で一生懸命な態度。

先生も開会式から参加してくださりPFCの誓約も規則も、全員が暗誦するのを聞いてくださいました。

終わりの会では「おおしくあれ」の賛美歌を感謝の気持ちをこめて先生にプレゼントしました。

先生は「おおしくあれ」という言葉に久しぶりに触れました・・・と強く感動してくださいました。
先生は子供達に果たす教会の役割の大切さを深く理解してくださって、次もお手伝いさせてくださいねと言われました。
そうしてお茶の先生のご協力をいただくようになって6年になります。

相手を大切にすること、神様を愛し人を愛すること、自分を低くし謙遜に生きること、
そうしたことをお茶の世界を通して、キリスト様を信じる信仰に重ねて体験学習しています。 

マラナ・タ
主イエス・キリストの恵みがともにありますように。