ごきげんよう! さわこです

素晴らしい祈りを見つけた。
曽野綾子さんの「晩年の美学を求めて」237ページにある祈りだ。
曽野綾子さんご自身もどこのどなたが作った祈りなのかは知らないと書いておられる。

私の祈り帳にも書き写した。
いつも祈っていたい祈りである。

「主よ、あなたが、あの人のことを、引き受けてくださいますから、一切をお任せいたします。私の力でなく、あなたの力で、私の愛ではなく、あなたの愛で、私の知恵ではなく、あなたの知恵で、お守りください。
主よ、抱きしめてください。私の代わりに。」

この祈りは、自分の責任を放棄して、神に任せてしまうという、無責任極まりない祈りだと誤解してほしくない。
自分の無力さの故に涙と嘆きで眠れぬ夜を過ごすことがある。

そうした、自分の限界、無力を、心底から感じてきた経験のある人なら、この祈りの神様への訴えが理解できるはずだ。

教会でよく用いられる言葉の一つに「ゆだねる」という言葉がある。
この祈りは「神にゆだねる」祈りである。
自分のなすべきことを、しないで祈るという、厚かましい祈りではないのである。


マラナ・タ
私たちの祈る祈りも、神様、あなたからの贈り物です。
あなたによって、私たちは祈りをいただくのです。

今も天の聖所で、イエス様が執り成しの祈りをしてくださっていますので、
イエス様の祈りによって、私たちは祈れるのです。