ごきげんよう さわこです。

2006年10月から、私は着物を着るようになりました。
あらら、もう7年と8か月。

私が結婚した時代には、親が着物を持たせてくれたものでした。
着物好きな母の好みで、本人の、意志、希望とはほとんど関係なくでした。

性格的に、細かくない私は、反発もせず「ありがとう」とにっこり。

ただ、子育てに追われる日々に、着物は役に立たず、タンスの肥やし。

2006年10月1日の朝、
「あなたは愛が足りないね。十戒第5条を守っていないよ」

神様が私の心に語り掛けたのでした。

私と両親の関係はとっても良好。
「あなたって反抗期がなかったわね」

と母があきれるほど。
もちろん、反発心も、反抗心も時には、私の心でちらちら燃えました。

ただね
反抗したり、怒ったり、泣きわめいたり・・・
それは、私の自尊心が許さなかった。
私の美意識が許さなかった。

日記に書いて、それから、破って捨てて、それでおしまい。

いったいどこが「あなたの父と母を敬え」に反しているのでしょう?
思いつくことは、一つ。

タンスの肥やしの着物です。
着物を見るたびに
「時代錯誤もはなはだしい。無駄使いだ」
と親に対しての軽蔑心が湧いていました。

それだ!

そして、その日のうちに着付け教室に飛び込みました。
半年間、着付け教室に通いました。

そして、教わったことを忘れないために毎日、着物を着て、帯を結びました。

私の嫁入り支度の着物は、少々派手になっていましたが、
母や、伯母の着物をもらいました。

私が着物生活を始めたことをとっても喜んでくれたのでした。
ああ、もっと早くに着物を着ていたら、自分の着物を着ることもできたのにね。

でもね、親友が亡くなったお姑さんの着物をくださったりで、
今の自分の年齢にふさわしい着物も必要枚数以上、揃っています。

ありがたいことですわ。