7月25日

 

宮崎県視察レポート④

 

木質ペレット

木 枝葉や製材時に発生する端材を乾燥させ破砕し

水分量を調節して小粒の棒状に圧縮成型した固形燃料

所謂 木質バイオマスを言いますが

バイオマス燃料の燃料となりますね

 

 

リサイクル部門として

木質ペレットを製造している

小林市 三共さんにお邪魔してきました

 

 

産業廃棄物 一般廃棄物

(解体してきた空き家の木製の部分)

宮崎県産の間伐材などを集積して木質ペレットを製造

 

 

ストーブの燃料

猫のトイレ用

キャンプ用品などに利用できます

 

 

社長さんのお話にもございましたが

再生可能なエネルギーである木質ペレットは

二酸化炭素排出量についてカーボンニュートラルであること

そ国内でエネルギー生産ができるようになると

森林・林業を活性化することがあることから

この事業の重要性があるというお話でした

 

 

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ソーラシェアリングされている農家さんをお訪ねしました

所謂 営農型太陽光発電

 

営農型太陽光発電は

太陽光を農業生産と発電とで共有する取組ですが

作物の販売収入に加え

売電による収入や発電電力の自家利用により

農業者の収入拡大による農業経営の規模拡大や6次産業化の推進が期待できるものです

 

 

農林水産省さんにも記してあります

 

 

こちらでは 2年後に収穫できる

ブルーベリーを栽培

 

 

太陽光パネルの下には里芋が植えられています

 

農地に支柱を立てて上部空間に太陽光発電設備を設置し

太陽光を農業生産と発電とで共有するという

すなわち スペースのシェアをして

農作物と発電の転売により利益を得るというスタイル

 

ソーラシェアリングされている方に

お話をお聞きしますと事業を行う際

太陽光パネルの下部の農地で適切に営農を継続する必要があり

設備の設置においては農地法に基づく一時転用許可が必要であるとか
 

なお長期安定的に発電事業を行うため(20年)

周囲の理解と継続できる事業を進めていくことが重要

長期の営農計画

営農体制の確保など しっかり考えて行う必要があると聞いてきました

 

なによりも

どちらも持続可能であるために

「智恵」が必要だとか

(例として なにを栽培するのか)

 

今日 伺った先は

いづれも

環境問題と持続可能

がテーマになっておりますが

 

社長さん お二方とも

ピンチをチャンスにした

そんなイメージが印象的でした

 

おそらく 地球もピンチなのでは

だからこそ わたしたちのちょっとした努力が必要なのではないかと感じました