かほく市議会

12月定例会 補正予算の内容の一つです

 

今年の6月議会でも

一般質問にて提案させていただきましたが

かほく市での

飼い主のいない猫 所謂 野良猫の問題でございますが

解決にむけて

段階的に進んでおります

 

「野良猫の被害」という扱いで

鳴き声や糞尿被害 または多頭崩壊など

ここ数年 市に対しての苦情や相談も多数

ということで

これまでは ボランティアさんが

野良猫を増やさない目的で

捕獲 手術 管理をされてきました

 

ただ

ここでご理解していただきたいのは

野良猫問題解決には

長いスパンを要するということ

 

つまり「長期的」に解決をしていこうという考え方です

 

よく

野良猫を手術して

また もとに戻しても

「猫が帰ってきて また 糞尿をする畑を荒らす」

と言われることがあります

 

地域猫

という考え方は

全国でも一般的になってきており

糞尿問題 畑を荒らすという課題の前に

まずは考えていただくのは

 

「増やさない」

ということになります

 

避妊去勢手術を行えば

猫はその命を1代で終わらせることができるということ

 

ボランティアさんたちは

飼い主のいない猫をなくすために

時間とお金 そして労力をかけて

捕獲 不妊手術を受けさせ繁殖を防ぐという目的において

活動を続けられておりますが

今回 皆さんの過去の活動を記録として

提出していただきますと

288匹の不妊去勢手術を行い

里親探しも112匹と汗をかいておられる

 

お話を伺うと

猫が増えるのは

むやみな餌やり

と言われておりますが

増えるのは「繁殖」でもあるという

 

かほく猫の会のみなさんは

野良猫の捕獲から手術 管理

そして里親探しに至るまで

これまで個別で行っていた活動を会として

更に市民のみなさんに理解と支援を行うために結成された

 

マンパワーでは限りがあります

 

わたしの方にも様々な被害や苦情の連絡がございますが

今後は市と連携をしていただき

野良猫ではなく

地域猫として市民の皆さんと共に

猫被害から 愛護という視点において見る必要がある

 

今回 補正予算に

飼い主のいない猫の手術費の助成が計上

市も地域猫に本腰を入れていただいたようです

 

先日も 畑を荒らす猫をどうしたらいいか

というご相談を受けましたが

 

わたしの経験上ですが

コーヒーのでがらしを撒くやもみ殻をまくなど

ボランティアさんから教えていただきました

 

こうして地域の皆さんとの連携あっての地域猫

問題解決するには

市 地域 ボランティアさんの

三位一体なくしてはならないこと

 

ここで

考え方として

野良猫問題は

〇長期的な問題解決

〇市 地域 ボランティアさんの三位一体

と考えられます

 

これらをまとめて

こちらの補正予算の審議に入ります

市民のみなさまにはご理解をお願いいたします