3月23日 9時23分

けたたましく地震速報が鳴る

石川県((能登半)で最

大震度4を観測する地震がありました

 

 震源地は能登地方 

マグニチュード:4.3 

※この地震について津波はございません

 

能登半島の珠洲市を中心にした

一体の皆さんはご無事でしょうか

 

2年前の12月以降に活発化している群発地震活動ですが

群発地震活動としては長期化しております

 

かほく市はそんなに揺れなくても

こんな時の備えと準備はしておきたいものです

 

一応 防災士ですが

コロナ禍において防災士研修が中止が相次いでいる中

スキルアップとして

女性防災士向け リモート研修を受けました

 

「女性の視点に立った防災対策について」

というお題で

減災と男女共同参画研修推進センター共同代表

浅野 幸子氏の講演を受講

 

女性目線での「防災」が中心の講義でしたが

 

強烈に印象に残った言葉が

「受援力」(じゅえんりょく)

 

助けて と言える力を言いますが

 

日本人は我慢や忍耐という言葉を刷り込まれておりますので

なかなか「助けて」と言いにくいところはあると思います

 

わたしなんかは

シングルマザーでしたので

息子たちを育てる上で

「自分でなんとかしなければならない」が強くて

しんどいのに

無理していた経験がありますが

 

それが受援力のなさを言います

 

が・・・無理すると倒れてしまう

そうすると子供たちはどうなるのか

 

そこで受援力が必要になってきます

 

もちろん 周りが受援力を育てる必要性もあります

例えば 助けてと言いやすい環境を作るとか

 

受援力とは

2011年に起きた東日本大震災をきっかけに注目されるようになりましたが

被災地の復興を早めるためには

被災された方々が

「自分たちの地域が今どのような状況なのか」を

ボランティアの人たちに積極的に伝え

助けを求め支援を受ける力(=受援力)を高めることが必要だという理解からです

 

困りごとを伝えないと

支援ができないということでもあります

 

同時に東日本大震災から

女性防災士の必要性が高まりました

 

避難所での女性の困りごと

(例として 授乳や着替え トイレ 生理用品について

そして 衛生面についてなどなど)

 

同性だからこそわかる

女性の繊細な困りごとに対して積極的にサポートできることで

求められてきました

 

わたし自身も

東日本大震災での被災地 避難所での女性のお困りごとを勉強し

防災士になることを決意しました

 

女性だから

「炊き出し」だけすればいいのか

という話が

講義の中でありましたが

炊き出しだけで1日終わってしまうこともあるそうですが

 

他にしなければいけないサポートがたくさんあるので

男性にも炊き出しの準備をやってもらいましょうとか

避難所のセッティングも

女性目線でどんどん口出しをしてくださいとのこと

 

「言わなきゃわからない」

ということ

 

特に感染症対策では衛生面をキチンとしたいもの

 

わたしたち女性防災士が

まわりの方々の受援力を高めるための

意識改革が必要であるということ

 

それは 地方議会でも同じで

女性の口出しは無用か・・・という話で

男女共同参画にもつながります

 

防災の場と議会の場とも

よく似ている気がします

 

NHK朝ドラ カムカムエブリバディ見ていますが

劇中のセリフ

来るべきときに備えて鍛錬せよ

いつ来るかとも知れぬ時に備えよ

 

が染み入る・・・