9月30日

 

彼岸花が沿道を彩る季節になりました

 

連合石川かなざわ地域協議会

推薦議員懇談会に出席

 

各自治体の連合石川推薦地方議員の

議会報告と意見交換をさせていただきました

 

石川県議会や金沢市議会の議員の先生から

議会報告ということで

あらゆる分野に関しての方向性とお考え

また 議会にて 質問内容など耳を傾けてきました

 

 

かなざわ地協 幹事のみなさんと

膝を交えた懇談会です

 

さて

いい機会をいただきましたので

わたし自身も かほく市議会での取り組みと

質問内容など

議会だよりを参考にお話しさせていただきました

 

他の女性議員の方も

取り組みとして

児童虐待とDVの関連性について

お話されていましたが

わたしも同じで

 

昨年 一般質問で

児童虐待とDV(女性相談)の相談窓口を

一か所(ワンストップ化)できないか

を提案させていただきました

 

今までは 児童虐待とDV相談窓口は

所管が別だったんですね

 

それがひとつになることは大変ありがたいことで

二つの痛ましい事柄の関連を

社会全体に知っていただく必要はあります

 

ニュースでも 児童虐待死事件において

助けることをしなかった母親に対しても罪が問われる中

 

助けることができないまでになるには

どのような経緯があるのか

虐待根絶したい中

 

根っこを探らなければならない

 

わたし自身 虐待とDVだけの関連だけではないと思っています

 

それは

カサンドラ症候群

 

カサンドラ症候群とは

ある種の障害や特性により

心が通わないパートナーを持った上に

生じる心身の不調

(不安障害 抑うつ状態 PTSDなど)

 

実は

カサンドラ症候群とは

正式な失患名ではありませんが

発達障害 の認知が進む中

少しづつ認知がされてきたのではないでしょうか

 

うちの息子(高2)も

AS+ADHD

 

コミニケーションは実に取りずらい

 

かつて

彼とのやり取りの中で

どんなに頑張っても意思疎通ができないとき

(というか 一方通行)

「努力が足りない自分が悪い」

と感じていた時がありました

 

それが

片頭痛

体重増加・現象

自己評価の低下

無気力(だるさ)

などに現れることがありました

 

彼とは 17年も一緒に生活していますし
彼の療育にも付き合い ある程度の知識と経験を
積んでいるおかげで
発達障害のお子さんを持つ親御さん または
カサンドラ症候群かも?と思われるご家族の方からの
御相談をいただくことは多々あります
 
市民相談でも
もしかすると
「カサンドラ症候群ではないか」
と思われる方は多いです
 
彼女たちの話の中で口にされるのは
 
「とにかく 疲れる」 です
 
その「疲れる・疲れた」
という言葉の中に
わたしは
 
「疲れるまで 家族に向き合われてきたんだな」
(パートナーやご家族に)
と感じるワケです
 
疲れる理由は
「必死」だからです
 
どなたでも
「疲れた~」と感じることあると思いますが
疲れる理由は それだけ懸命に取り組んだという証だと思います
 
疲れた感をケアしないとどうなるのか
頑張ることができませんよね
 
カサンドラ症候群の特徴に
「やる気のなさ」「あきらめ」などありますが
お子さんを守ることさえもできなくなるまで
追い込まれていた可能性もあります
 
ということで
わたしは ここに 保健婦さんや障害相談員さんなど
発達障害に詳しい方も配置を望むところです
 
かなざわ地協さんの
カサンドラ症候群の話をさせていただきまして
幹事さんに 質問をお受けいたしました
 
それだけ ご興味を示していただきまして
ありがたいです
 
カサンドラ症候群という一種の心の病の存在
多くの方に知っていただきたい