10月23日
 
今日は
予算決算常任委員会
議員研修会
に出席してきました
 
「子どもの貧困と学習支援の意義」
と題しまして
仙台大学 教授 千葉 喜久也先生に
ご講義いただきました
 
 
昨日も
石川中央都市圏の研修でも
防災・減災についての講義も
ハード面ではなく
ソフト面の側面の切り口からでしたが
 
今日の 千葉先生も
ソフト面という側面からのお話がほとんどでした
 
貧困
 
貧困が親から子に引き継がれる
と言われています
 
連鎖というメカニズム
なぜ そうなるのか
過去の政策から そして現在どのように
それが引き寄せられているのか
 
経済力のなさから
自信を失いやる気も失う
 
親依存 家族依存の家庭についても
その心理的要素をわかりやすくご説明いただきました
 
秋田県出身の先生ですので
秋田弁での講義
失礼かもしれませんが
秋田弁を巧みに使い講義される先生は
とても親近感がわきました
 
わたしたち議員に対しても
政策よりも
そこに「魂」が入っていますか?
と 問いかけられます
 
知識はなんのためにあるのか
「いい学校にいって いい企業に就職するため」
と答えるのは どうなのか
 
知識とは
「困っている人に使うためにある」
と先生は仰います
そんな心をわたしたちは
いつから忘れてしまったのでしょう
 
 
「知は財産」
という言葉がありますが
それは 自分の私腹を肥やすものではなく
みんなに分け与えるものだ
という理解ですね
 
子どもはみんなの宝
つまり 財産なのですから
その家族 親で育てるのではなく
豊かな人たちが手を差し伸べるべきと言うお話には
共感をいたしました
 
今回は 子どもの貧困と学習支援についてでしたが
 
質疑応答の時間が短く
わたしの質問が打ち切られてしまいましたが
あとで 先生に直接
「こども食堂についてどのようにお考えか」
とお聞きしますと
 
「必要だ 是非広げていただきたい活動」
とお言葉いただきました
 
こども食堂についてもっと詳しく
お考えを聞きたかったのですが
また 先生の講義を直接伺える機会を作りたいものです