昨日の続きです。

 

ストレッチの心構え

2つ目『無理をしないでください!』

 

ストレッチの目的って、

準備運動であったり、

整理体操であったり、

筋肉を伸ばして、

関節を柔らかくすることですよね。

 

ストレッチをすると、必ずいるんです。

『無理をする人』

 

どうですか?

例えば、私と一緒にストレッチをした場合。

 

私も体が柔らかいほうではないですが、

長年やってきた分、そこそこ柔らかく見せられます。

 

それを見たお客さんは、

私も頑張らなきゃ!と

『ん~っ!!!』って

張り切っちゃうんです。

 

それが、ほかの友人や、

見知らぬ方と一緒だと、

いつもより余計に頑張っちゃうんです。

 

『友達には負けたくない!』

『あの人よりは、もっと曲がりたい!』

と、無意識にライバル意識を持っちゃうんです☆

 

マジメですねぇ、日本人♪

『周りよりは、少しでも頑張る!』

当たり前のように教育されてきて、

無意識に実行しているんです☆

 

まずね、筋肉ちゃんの気持ち。

ストレッチをやって、ん~って頑張ると、

『ピン』って張って痛みを感じますよね?

 

あの『痛い』って感じ、

筋肉ちゃんの『声』なんです。

 

なんて言ってるか分かりますか?

 

『切れちゃうよ~!』

『引っ張りすぎだよ~!』

『それ以上は、ヤメテ~!』

 

想像してみてください。

あなたが、手と足を引っ張られて、

限界まで『ん~!』って引っ張られたら、

どう感じますか?

 

『痛いよバカ~!』

『やめてくれよ~!ふざけんな~!』←口悪い☆

 

筋肉ちゃん達には『口』がありません。

口があったら、きっと同じように叫んでます。

筋肉ちゃん達が私たちに精一杯伝える方法が

『痛み』っていう指令だけなんです。

 

その限界を超えると、

肉離れなどのケガをします…。

だって、筋肉ちゃん達も、

それ以上引っ張られて、切れたくないもん♪

 

筋肉を固くして、意地でも動かずに、

筋肉自身を『守る』行動をします。

…余計に柔らかくならないのが分かりますか?

 

お相撲さんや、武道家、体操選手のように、

アスリートの場合には、

多少のケガのリスクがあっても柔軟性を上げなければ、

致命的なケガや、競技自体に影響があるので、

無理矢理にでも柔軟性を上げる必要があります。

 

私たちのような『運動を楽しむ』程度なら、

そこまで追い込む必要はなく、

無理のない範囲でゆっくり柔軟性を増していった方が、

筋肉ちゃん達もリラックスして

可動域を広げていきます。

 

イメージとしては

『あ~、伸びて気持ちいいわ~』

位です♪

 

『イタ気持ちいいくらい』でもいいんですが、

バブルを経験してきた方たちは

とても我慢強い傾向にあるので、

つい頑張っちゃうのです。

イタ気持ちいい=限界に近いこともあるのです☆

 

ストレッチは、他人と比べるものではなく、

自分の体との対話です。

 

『ねぇ、気持ちいい?』

 

他人の目なんか気にせずに、

自分の『気持ちいい』を最優先にしてください。

 

私も元々体がカタイほうなので、

頑張りたい気持ちもよく分かりますが、

時間をかけてゆっくり繰り返していけば、

徐々に柔らかくなるので、

のんびりいきましょう♪

 

無理のないストレッチを知りたい方。

体がカタイ人の気持ちが分かるストレッチを一緒にやりたい方。

興味があれば、お気軽にお問い合わせください。

 

 

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