【5月15日】

大野谷の出合までのアプローチに時間がかかりましたが、いよいよ遡行開始です。ここからどんな展開になるのか楽しみやな。


【タイトル】  予想通りの展開に大満足!
【メンバー】   キンゴ、めぐわんこ
【日  程】  2021年5月15日
【天  気】  曇り時々小雨
【場  所】  奥高野 神納川・大野谷
【地  図】  護摩壇山(1/25000)

まずは両壁が少し立つ中に釜を持った小滝がかかって右岸を巻きます。


その先は平凡な河原となるが、新緑が美しいね。


渓は廊下状となり、斜L2m滝、三条の滝が続く。



まだまだ小滝が続きます。



右に左に枝谷を見送って進むと、倒木が行く手を塞いでアスレチックな河原となる。13:23


次の右から入る枝谷の先から両壁が少し立ち始めて、プチゴーロ帯の岩間滝を越えて行く。


斜L7m滝は右から越えます。13:35


すぐに現れる、釜、3m滝、釜、5m滝は左から巻きます。


小滝を越えて進むと・・・。


釜を持つ小滝の連滝が現れて、プチゴルジュの出口となります。13:56



ゴルジュの出口の先のナメ床が良い感じですね。


そして右岸の支流の奥に立派な15m滝が素晴らしい。14:00


記録の無い渓の中で、こんなに素晴らしい滝に出会えて満足です。この滝の上も気になりますが次の機会にしましょう。


次の5m滝と7m滝の連瀑は左から巻き上がって薄いバンドをトラバースして落口に抜けます。


三条3m滝は右端から登ります。15:08


電光形の7m滝は突っ込みます!


次に出て来る斜6m滝は簡単に登れます。


さてと、この斜L4m滝を越えてからルーとファイディングが必要ですね。15:14


まだまだ小滝が現れて水も切れずにいる沢筋を忠実に詰め上がります。左岸に滝を架ける枝谷を見送って途中から斜面に取り付くが、足が攣って閉口しましたわ。傾斜のきつい斜面を詰め上がると薄い踏み跡が現れて左に進むと崩壊したルンゼ状に阻まれました。地形図上の林道のすぐ横に居るのだが、林道はここで崩壊しているのかも知れませんね。ここから1363mのピークに向けて這い上がりますが、少しだけ南の尾根筋に乗り上げました。休憩後に北に登るとすぐに1363mのピークに到着です。耳取山って言うんやな。16:12


ピークから西に下って林道に降り立って今朝来た道を戻ります。天候は下り坂でガスっていて展望はありません。


車のデポ地に戻って着替えますが滅茶苦茶寒いやん。それでも記録の無い渓の内容が判った事で私は大満足です。記録が無いと言っても夢水さんはきっと行ってると思うから、大した事はない。総合的に考えると大野谷の遡行を目的とした今回の山行は、中々楽しめました(^_-)