【3月26日】

先週は奥飛騨で雪山と戯れて、今週は南紀で沢登りを楽しむ♪ 北に行ったり、南に行ったりで、我々も結構忙しいね。でも、楽しいから、やめられないわ。今回は、古座川支流小川の源流部の成見川支流・赤滝谷を溯行しました。赤滝谷は5年振り2度目です。前回は冬枯れの1月に溯行して闇下になったんで、記憶に残る溯行のひとつになっています。成見川の右岸には4つの支流が流れ込んでいて、それぞれが短い谷ながらも中々楽しませてくれますが、内容的には赤滝谷が一番楽しませてくれる谷だと私は思います。

前夜泊地は、いつもの「滝之拝太郎」の道の駅です。堺市から道の駅までのアプローチも、高速道路が田辺から周参見まで延びたので、随分と時間短縮になっていますが、早く串本まで開通して欲しいものだな。それでは、乾杯! 0:10
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翌朝は、いつものように、わんこ弁当を頂くが、アマノフーズの味噌汁は優れものですね。6:40
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赤滝谷の出合近くにある橋の傍に車を停めて、支度を整えて出発です。8:50
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【タイトル】  大壁が、ええ感じ♪
【メンバー】  キンゴ、めぐわんこ、ホリホリ
【日  程】  2017年3月25日夜発~3月26日
【天  気】  晴れ→曇り→雨
【場  所】  南紀 古座川支流小川・成見川・赤滝谷
【地  図】  滝の拝(1/25000)

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出合からナメ床となり、釜、斜L3m、釜、斜2mを越える。
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すると、すぐに30mの大滝が行く手を塞ぐが、やはり今回も水量は乏しいな。9:00
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前回は落口右岸に熊が居たから右から巻いたが、今回は左から巻いて落口に立つ。9:38
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足元は滑っている。
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大滝から上もナメ床が続き、谷は右に左に折れて廊下状となります。冬枯れの沢の中で赤い椿の花が映える。
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釜を持つ3m滝は右を巻く。9:45
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次の廊下の中の小滝と釜の連なる所は右岸の岩棚をトラバース。
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廊下の出口は左岸をへつって抜けると二又となり、左はナメ床の上に水が流れるが、我々は右に進みます。
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すぐに現れる斜10m滝は、前回は右から巻いたので、今回は左を登ろうと取り付くが、フリクションが効かなくて見た目よりもかなり嫌らしい。
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水際は滑りすぎているので左隅から登ろうと試みるが、逆層であと一歩が出なかった。
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結局はトップロープに頼るんやけど、楽しかったねホリちゃん♪
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そして、左岸上部が抉れている20m滝。11:10 ここも前回は右から巻いたので、今回は左から巻き上がって落口に立つ。11:15発ー11:20着
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ここからは伏流となり、左に小屋跡を見て、その先で左に炭焼き跡を見て進むと二又です。11:46 二又を右に進むと、すぐに大壁が立ち塞がり、60m滝が架かる。水量は乏しいが威圧感があって迫力満点ですね。中段辺りに桜が咲いているので桜滝と名付けました。
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滝下で大壁を見上げながらランチタイムを楽しむ♪12:00~12:57発
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ランチタイムを楽しんだ後は下山にとりかかるが、下山ルートは大壁の上です。前回同様、大滝の前から右に登って壁の弱点を詰め上るんやけど、小雨が降り出して足元が濡れて嫌らしいね。。
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わんこちゃん、頑張れ!
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ホリちゃん、サンキュー!
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4ピッチで大壁の上に乗り上げる。15:20 それでは下りましょうか。
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前回は、ポカミスもあって闇下山となり大変やったけど、今回は薄い踏み跡を辿って、すんなりと林道に降り立ちました。16:22 
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咲き始めの桜が良い感じですね。
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帰りは、お気に入りのホテル「ヴェル・ベ・デーレ」の温泉で疲れを癒して帰路につく。
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