ヒップアップの秘密は全て”機能解剖学”の中にある
SAWAKI GYM代表、
機能解剖学講師の澤木です。
ヒップアップ。
みんなしたいヒップアップ!
女も男もみんなしたいヒップアップ!!
パーソナルトレーニングをしていると『ヒップアップしたい』と、かなりの確率でリクエストを受けます。
昨日のセミパーソナルトレーニングもそうでした。
・・・きっと今日は筋肉痛だと思います^^
もちろん筋肉痛になることが全てではありませんが、筋肉を使った証明(クライアントとトレーナーの共通認識)になるので、軽い筋肉痛が残るようなセッションを心がけています。
では、どのようなトレーニングをしたらヒップアップに繋がるのでしょうか?
ヒップアップは、『姿勢』と『可動性』と『筋肉』を考えます。
姿勢 可動性 筋肉
最近聞くのが、ヒップアップのリクエストに、いきなりスクワットやヒップスラストを指導し、クライアントの腰を壊してしまうトレーナー。これは、診察しないで薬を処方する医者と同じ(そんなことはありえませんが、トレーナーの世界はよくあることです)。
そんなことが起こらないように、機能解剖学の知識を活かして、ヒップアップに結び付けていきます。
まず姿勢
・体重を足のどこに乗せるのか?
・背骨(脊柱)のカーブは自然か(きれいか)?
・頭とヒップと足の位置関係は適切か?
これらをチェックし、全体の見立てをします。
次に可動性
カラダが硬い人は、ヒップアップしにくいです(キッパリ)!関節の可動性(適切に動く能力)は、姿勢にも筋肉にも影響を与えますから、筋肉を鍛える前に、可動性を失っている関節を整えます。
関節の可動性を確保するには、いわゆる筋膜リリースやストレッチが効果的です。
そして、ようやく筋肉
ヒップアップに関わる筋肉は、主に『大殿筋』と『中殿筋』。
『大殿筋』の機能は、股関節の①伸展、②外旋、③外転、④内転、⑤複合した動き、『中殿筋』は①外転、②内旋ですから、それらの動きに負荷を掛けないといけません。足を地面につけた状態、つけない状態でも効き方は変わりますからそれも考慮します。
筋肉の働きが分かっていれば、付けたい部分に筋肉をつけることができるのです。しかし、股関節がうまく動かない状態では、適切に筋肉に負荷を掛けることができませんから、可動性ありきです。
よって、ヒップアップはエクササイズファーストではなく、身体評価ファーストです。
~いろいろなヒップアップエクササイズ~
まとめ
上記を踏まえると、機能解剖学とエクササイズの知識を身につけて取り組むと効率が良いと言えます。それが運動指導者(トレーナーやインストラクター)でもトレーニー(トレーニング愛好家)でも。
今週、土日開催の機能解剖学セミナーでは、ヒップアップのお話もたっぷりさせていただきます。受講者を募集していますので、是非、お気軽にお問い合わせくださいませ!