【機能解剖学ワールド】 K I T O
パーソナルトレーナーの澤木です。
昨日のセミナーより
膝について。
KITO
Knee In Toe Out
といは、つま先が外で膝が内側に入った、冒頭の写真のようなマルアライメント(良くない骨格配列)。
女性、とくに臀部の筋力の弱い人が陥りやすいのが特徴です。
では、その逆はどうか?
KOTI
Knee Out Toe In
膝が外側に張り出すタイプのアライメント。
実は、これはもっと膝に悪い可能性があります。
膝の内側をすり減らし、変形性膝関節症の原因となることも。
フィットネスクラブでは、KITOに対する注意勧告過多が起こっており(指導者間の言い伝え?)、KOTIに対してノーマークだったりするのが現実です。
では、何が良いのか?
それは、KITOでもなく、KOTIでもなく、真っすぐに動かすのが膝にとって最も望ましい動きであること。
具体的には、膝が曲がる方向が、足の第二趾と一致するあたりであるように動かします。
悪い癖を既に身に付けてしまっている方に対してのアプローチは多岐に渡り、「意識する」「足首へのアプローチ」「股関節へのアプローチ」「キネティックチェーンの再構築」などが挙げられます。*これはパーソナルトレーナーにお任せください。
膝は一生使うものですから、永く正しく使っていきたいものですよね。
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