機能解剖学ワールド⑮腰を回せ!
腰を回せ!?
パーソナルトレーナー/機能解剖学講師の澤木です。
野球やゴルフ、格闘技のスポーツ指導者はこのワードを良く言います。
「腰を回せ」
スポーツによる、回旋動作が重要だということでしょう。
では、腰は回るのか?
実際に骨盤自体には回転する能力はなく、隣接する股関節や脊柱の動きから、骨盤が回っているように見えるのです。
股関節の参考可動域は、内旋45°外旋45°です。
しかしながら、この可動域を失っている人は、股関節の動きの代わりに脊柱(とくに腰椎)を余計に動かしてしまい腰痛を引き起こしてしまうことがあります。
正しい股関節の可動域を確保し、その動作に関わる筋肉を適切に鍛えておくことで、上手に「腰を回す」ことができることでしょう。
冒頭の写真は、筋肉アイドル/プロレスラーの才木玲佳さんの見事な「腰の回った」ミドルキックです。
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