機能解剖学ワールド⑬ベンチプレスのグリップ幅について | 澤木一貴オフィシャルブログ「パーソナルトレーニング24」Powered by Ameba

機能解剖学ワールド⑬ベンチプレスのグリップ幅について

 

 

パーソナルトレーナー/機能解剖学講師の澤木です。

 

 

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ベンチプレスのグリップ幅について

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「ベンチプレスのとき手首、特に親指側が痛くなるんです。」

 

 

というお悩み相談を良く受けます。

 

 

こういう時には、機能解剖学の知識が力を発揮します。

 

 

手首の構造は、橈骨が手根骨(舟状骨・月状骨・三角骨)と接していて、尺骨とは接していないという特殊なもの。だから掌が上を向いたり(回外)、下を向いたり(回内)する訳なのですが。

 

 

▲Radius=橈骨(とうこつ)、Uluna=尺骨(しゃくこつ)

 

 

 

尺骨と手根骨の間に隙間があるということは、尺骨側に曲げる「尺屈」という動きが大きく、橈骨側に曲げる「撓屈」はしにくいのです。

 

 

ベンチプレスで、ワイドグリップに握りすぎてしまう場合、本来曲がりにくい「撓屈」した状態になります。

 

 

ここで痛みが発生する場合は、グリップを狭くすると、尺骨側に手首が傾くので、ひっかかりが減り、痛みを軽減することができます。

 

 

尺屈・・・一般的な可動域は55°=曲がりやすい

撓屈・・・一般的な可動域は25°=曲がりにくい

 

 

読者のみなさま、機能解剖学を学び、このようにトレーニングに活かして行きましょう♪

 

 

 

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(所在地)お申込みの際に個別にお伝えします

 

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(所在地)石川県金沢市鞍月2-1

 

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(所在地)東京都新宿区新宿5丁目11-13  博雅ビル4F 403号室

 

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