痩せるウォーキング・坂道を上るとエネルギー消費が増える! | 澤木一貴オフィシャルブログ「パーソナルトレーニング24」Powered by Ameba

痩せるウォーキング・坂道を上るとエネルギー消費が増える!

パーソナルトレーナーの澤木一貴です。
2年前にこんなブログを書いていました。


ちょっとお勉強をしてみましょう^^


トレッドミル(ランニングマシン)は
ただ走るだけのマシンではない!!


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澤木一押しのエクササイズ、
『傾斜をつけた環境でのウォーキング』の
エネルギー消費量の算出方法をご紹介します。


最初に必要なことは、消費エネルギーを求めるまでに、
酸素摂取量を求める公式とMETsから消費エネルギー
を求める公式を知っておくことです。


■ウォーキングの酸素摂取量
 【公式】 酸素摂取量 = (分速×0.1)+(分速×1.8×傾斜%)+3.5


■エネルギー消費量換算式に代入
 【公式】 エネルギー消費量 = 体重 × METs × 時間(h) × 1.05


さあ、例題を解いてみましょう!


例)体重60kgの人が、時速4.5km、15%の傾斜で、
30分間トレッドミルを施したときの消費エネルギーは?


1.酸素摂取量を求める
 酸素摂取量 = (75×0.1)+(75×1.8×0.15)+3.5 = 31.25(ml/kg/分)


2.酸素摂取量をMETs換算(安静時は老若男女問わず3.5ml/kg/分)
 31.25 ÷ 3.5 ≒ 8.9(METs)


3.エネルギー消費量を求める
 60(kg) × 8.9(METs) ×  0.5(h) × 1.05 = 280.4(kcal)


ということで、答えは280.4kcalです。


これは、時速8km(傾斜なし)で走ったときと
同じ消費エネルギーです。


恐らく、トレーニングしている人であれば、
時速8kmのランはきつくないはず。


では、傾斜ウォークはどうでしょう?
かなり筋肉に良い刺激が入ります
(やればわかるさ!猪木さん風に)。


つまり、筋トレマシンをやらなくても、筋トレ的な
効果をトレッドミルで達成できるという訳です。


実用としては高齢の方のトレーニング。
レッグプレスやレッグエクステンションといった
非日常なトレーニングをするよりも


「歩く」動作に負荷が掛けられる
坂道ウォーキングをやった方が使える筋肉が
手に入る、という訳です。


年末年始、是非、お試しください!




★年末年始もSAWAKI GYMでトレーニング!