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オリジナル小説、今はSF小説がメインです。今日からは「多次元文章世界」と題して、ノンフィクション(ショート・ショート含む)とエッセイを展開していきますのでどうぞ応援してください。



これはもう一つのブログでカウントプレゼントとしてお友達にさしあげたものです。


好評でしたのでこちらでも公開することにしました。














   「流星が連れてきた言の葉」







夕焼けが空と大地を染めた後





誰かが この世界に大きな天幕を張った





でも天幕は 遥か昔からの使い古しらしく





近づき過ぎた小さな星たちは 時に





天幕のほころびから こぼれ落ちてしまう





そんな慌てんぼうの星たちには





せめて流星という名前をつけてあげよう










ぼくのひとりごとを





となりで笑ってる君は





とても贅沢なひとだね




           2009.8.6

   

              沢田 佳




 
  
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