先日、『夕空はれて~よくかきくうきゃく~』を観劇しました。
本当に面白かったです。
いや、だから私はほんとーーーうに面白かったと思ったのです。
皆さんも本当に面白かったと思ったかもしれませんが、私は本当に面白かったと思ったのです。
不条理。
人間の持つ独特な考え。
負のスパイラルにおちる感覚。
心がざわつく感じとわくわくする気持ち。
青山円形劇場なのですが情報量が多すぎて気を抜けなくて、あっっっという間に終わってしまいました。
仲村トオルさん素敵でした♡
かっこいい役ではないのですがあそこまでしゃべり倒して振り回されるお姿が素敵でした。
犬山イヌコさんの言い回し、お声がずっと頭に残っていて真似したくなりました。いや。してました。笑
もう一回観たいなぁ。
不思議な舞台でした。すごく好き。
考えるのが好きなんですよね。答えが出なくても考えることが。無意味だとしても、意味のないことなんてないんだろうと思って、色んな事をくっつけたり砕いたりを繰り返すの。
自分の想いを相手に伝えようとして、どう伝えるのか?どうしたら伝わるのか。でも自分自身でちゃんと伝えても、伝わらない。伝わる人もいるけど、他の人に伝わらない。
お芝居もそうなのかもしれない。
人生だってそうなのかも。
観る人、相手、受けとる側によってどんなものにもなる。
この作品はコメディなのか、サイコホラーなのか。
はたまた別の何かなのだろうか。
仲村トオルさん演じる男1が常識ある普通の人のはずなのに、その常識とは誰がどう決めた常識なのか。
クマなのか、トラなのか、ライオンなのか。
ヒトなのか。
ここ何日間かそんなことをぐるぐるぐるぐる考えている。
観劇後もこんなにも楽しめるなんて幸せ。
そして、青山円形劇場もこの公演を最後に閉館ですね。
横浜の相鉄本多劇場に続き寂しいですが。。
素敵な作品をたくさんありがとうございました。
お疲れ様でした。