学校の授業を思い出してみてください。履歴書の書き方や面接のマナーなど、「就職する方法」は丁寧に教わりましたよね。けれど、「起業する方法」を教わることはありませんでした。会計も、投資も、マーケティングも、生きる上で本当に大切なはずのお金の仕組みは、なぜかカリキュラムに入っていません。

代わりに私たちが徹底して教え込まれたのは、時間通りに席に着くこと、指示を正確に聞くこと、そして与えられた課題を完璧にこなすこと。それはすべて、経営者ではなく「優秀な従業員」になるためのスキルです。全員が自分でビジネスを始めてしまったら、組織を維持するための労働力が足りなくなってしまう。だからこそ教育は、知らず知らずのうちに、私たちを「雇われる側」として最適化させてきたのかもしれません。

もし今、あなたが会社員としての生き方に言葉にできない違和感を抱えているなら、どうか自分を責めないでください。それはあなたが社会不適合者だからではなく、本来は誰かに雇われて終わるような小さな器の人間ではないから。心の奥にあるその違和感こそが、本当のあなたからのサインです。

40代、50代。これまでの人生で、組織に尽くす役割は十分に果たしてきましたよね。起業やビジネスの方法は、学校では教えてもらえなかっただけ。学ぶことに遅すぎるということは絶対にありません。ここからは誰かのルールに従うのではなく、あなた自身の人生を、あなたの手で動かしてみませんか。