少女Aは16歳と2カ月までフィリピンにいました。
フィリピンの学校と日本の学校はだいぶ違うようです。
違いその1 体育の実技がない
体育の授業は基本座学しかありません。
なので、みんな太っているわけです。
違いその2 午前クラス 午後クラスがある
貧乏子だくさんに対して学校の数が追い付いていません。
公立の学校は午前クラスと午後クラスに分けて大人数に対応しています。
午前のクラスの始まりは朝6時とか狂っています。
違いその3 赤点が75点
赤点1科目だけでは落第しないらしいのですが、数科目取ると落第。
というか、赤点のハードル高くない?
日本だったら3分の2くらい落第しちゃうんじゃないだろうか?
そんなレベルの低いテストに何か意味あんのか?
少女Aにそこのところを聞きました。
フィリピンの学校は行ってもあまり意味はないかもしれません。
日本とはあまりにも違いすぎて恥ずかしいです。
フィリピンでは基本暗記がメインで応用問題はほぼないようです。
たぶん日本のような問題を出したら全員落第でしょう。(笑)
落第した子はそのまま辞めてしまったり、転校したりのようです。
そのまま同じ学校にいる子もいるようですが、恥ずかしいからあまりいないとか。
違いその4 子供を学校に行かせなくてもOK
日本では保護者は義務教育の期間は子供を就学させる義務があります。
しかし、フィリピンでは違うようです。
ネットを見ると義務教育は日本でいう高3までです。
しかしそんなものを守っているかというとそうとも言えません。
そもそも金がなければ制服も文具も買えないのです。
日本のように就学援助などという制度のないフィリピン。
金がなければ未来永劫這い上がれません。
なので金持ち外国人から金を引っ張るしかないのでしょう。
体を張ってでも。(笑)
日本人が聞くとびっくりですが、これがフィリピンの現実です。