トランプ、この軽佻浮薄な米大統領

 

イランがホルムズ海峡封鎖を48時間内に解除しなければ発電所を攻撃すると脅かしていたトランプ、イランが徹底抗戦・大規模報復に出ると強気の反応を示すと、慌てて5日間の延長を宣言、相変わらずのTACO振りを如何なく発揮し、その軽薄さを世界に喧伝する事となった。兎に角、世界を大混乱に陥れる様な行動を事前に周到な分析・検討する事もなく、ベネズエラの限られた成功体験だけを頼りに、後は野と為れ山と為れ、先ずはやってみろというのだから危険極まりない。案の定原油価格高騰、インフレ、株価下落の3重苦に歯止めが掛らない。原油備蓄の乏しいタイ、ベトナム等は酷暑の中、クーラーの温度を上げると言った節電に四苦八苦の状態である。

関税問題も含め地に足がついた政策判断が出来ず、自分ファーストしか頭にない、こんな軽薄・無責任男に、アメリカという強力な武器を持たせるのは、間違いなく狂人に刃物、一刻も早く弾劾裁判で大統領の座から引きずり降ろすのがアメリカ社会の責務だろう。昨年JUL/6ブログ…「葉茶滅茶TACO大統領」でも触れた通り、アメリカの心理学者や精神科医がトランプは深刻な精神疾患を抱えて居り、大統領罷免の請願書を多くの同調者と共に提出している。既にアメリカではトランプの一人息子を徴兵せよとのデモが活発化しているとの報道もあり、支持率も下に張り付いていた40%を割り込み36%に落ち込んだ。やっと能天気なアメリカ人もトランプの本性に気付き始めたかのようだ。

トランプは15項目の停戦計画案を提示、イランはパキスタンから受け取ったが、この案を一蹴、逆に「イランを再び攻撃しない、賠償金の支払い、ホルムズ海峡の権限の保証」といった高いハードルのカウンター条件を提示して居り歩み寄りの気配は薄い。

米・イランの核開発計画交渉の仲介者で会議に同席していたオマーンの外相はアメリカの友好国は、不法な戦争の場から一刻も早くアメリカを救い出す支援努力が必要だと述べている。トランプはイスラエルの甘言に乗せられ、奇襲攻撃を開始、イラン指導者を殺害すると言った暴挙に出たが、体制転覆の目論見は外れ、引くに引けず、泥沼の中で藻掻き苦しんでいる。イスラエルはアメリカを抱き込んでイランを徹底破壊に執念を燃やしている。一刻も早くイスラエルのシオニズムの呪縛から解放してやらないとトランプは自力での脱出は困難という事だろう。

 

「トランプ・シオニズムからの解放」に続く