楽しみを模索しよう | 水沢寛弥の「さんしゃく」

水沢寛弥の「さんしゃく」

俳優の水沢寛弥(みずさわひろや)です。
GFエンタープライズ所属。
1990年4月1日生まれ。出身は富山県。

趣味は、映画鑑賞・服屋、神社巡り。
特技は、バスケットボール・水泳・富山弁・牡蠣むき
ツイッター→@sawadahiroya41
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「刑務所の中」観ました。



キャストがベテラン俳優ばかり。
各々が細かいところで遊びを入れてる演技をされると、僕としてはたまったもんじゃない。

元薬物中毒、窃盗、婦女暴行、殺人・・・
未だに抜けない思考や癖の様が面白い。

またそれに対するツッコミも面白い。


刑務所内での楽しみ方を模索する男たちの日常を描いてる作品。
誰かが脱走を企ててるとか、刑務所内でのイジメとか、そんなドラマティックな展開はなく、ただひたすらに日常をいかに楽しく暮らすか。それだけを追求する話。

楽しみにはいろいろあって、
運動や休業日、お風呂に将棋、映画鑑賞にテレビ鑑賞...
でもやっぱり一番はご飯!

今日の献立はなんだろう?
今日はお昼にパンなんて出て、しかもマーガリンにあずきのアンコにフルーツポンチ...
久々の甘い物に心躍るリアクションが微笑ましくて、クスッと笑えて
と同時に演技の細さには舌を巻く。


木下ほうかさんがお正月の献立をひたすら口上していくシーンは、自分も受刑者になったかのようになる
「早く正月にならないかな」
自然とそう思わせる。



原作は漫画。いわゆる実写化映画。
昨今はオリジナル作品よりも実写化が主流ですが、実写化してプラスになった作品に出会った試しがない。
でもこの作品は漫画とは多少違えど、3次元ならではの良さが際立ってました。

爆笑はしないけど、くすっと笑えて、ほっこりできる。そんな映画でした。




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水沢寛弥