あさのあつこさんの「NO.6」2巻!
続きを友達に、また借りて読みました。
物語も進んで、面白くなってきましたよ。
この巻で印象的だったのが、
主人公が貧しい子供にスープをあげようとしたら、
その子供が「いらないの。」と断る。
そのやりとりを見ていた主人公の相棒が言ったセリフ…
「あんたがあの子を飢えさせない自信があるなら、それもいいけれど、
気まぐれにスープの余った時だけ与えて、今度あの子が飢えたとき、あんたじゃ面倒みきれないだろうが。
無責任に途中で放り出すなら、最初から何も与えない方がいい。」
僕も同感です。
こんなこと言っちゃいけないんだろうけど、
よくドラマとかで、
今から自殺しようとしてる人に「やめろ!」、「生きていたら何かいいことある!」って、セリフがあるけど…
聞いてて、
すごい無責任でもっとその人を傷つけてるんじゃないか??…と、思うわけです。
最後の最後の手段で自殺を選んだ人に、自分はそんな言葉、掛けれないな…。
だから、自殺を肯定する作品を将来作りたいと考えてます。
きっと賛否両論だろうけど、
自分なりの想いを伝えれる作品にしたい!
沢田寛弥