【幕末維新ゆかりの地めぐり】
大村益次郎の才能を見抜いた桂小五郎
伊予宇和島藩から長州藩にこの天才を取り戻そうとしますが
長州藩が大村益次郎にに提示した条件はあまりにもひどいものでした。
桂小五郎が大村益次郎に提示した条件とは程遠いものだったそうですが
大村益次郎は一切、苦情を言わなかったそうです。
大阪の適塾で同門であった福沢諭吉からすれば【攘夷に取りつかれたキ●ガイ】
そんな評価をされてしまう大村益次郎だったぐらいですから
条件などさほど重要視していなかったのかもしれませんが・・・・
あくまでさるるの推測ですけど。
【西郷どん】での大村益次郎
京都で起こった蛤御門の変のあと
桂小五郎は幕府の厳しい追及を逃れながら出石藩へ潜伏しました。
その出石藩にも幕府の詮索の手が伸びていることを桂小五郎は知ると
さらに北へ・・・・城崎へと潜伏先を変更します。
坂本龍馬と同様、剣の達人でした。
逃げの小五郎、というネーミングもあります。
(『名探偵コナン』の眠りの小五郎の元ネタなんやろうね?)
吉田松陰の教え子でもあります。
(当時の感覚でいうたら吉田松陰ってテロリストの親玉やんな・・・・。)
城崎温泉にいく度にさるるは思っていたんです。
「ああ、この城崎温泉に桂小五郎が潜伏していたのか・・・・!」と。
しかし城崎温泉は観光地でありながら
桂小五郎に関する歴史案内が皆無、いつも残念に思っていました。
それどころか「城崎温泉潜伏の件は司馬遼太郎の創作なのではないか?」
・・・・とまで思うようになっていました。
駅横の観光案内にも桂小五郎の情報は無し
さるるの記憶に間違いがなければ
司馬遼太郎の小説では桂小五郎はここ城崎温泉の旅館に潜伏し
その世話をしていた娘との間に子供が生まれたとか
あくまでも司馬遼太郎は歴史小説家であり歴史研究家ではないのだから
【司馬史観】、歴史小説をあたかも史実のように捉えてしまう・・・・
冷静さを欠いた司馬遼太郎ファンにはなりたくないしね?
相棒の要望で【まんだらの湯】に向かいます。
うおっ!?
あるやんけ!桂小五郎の潜伏先!
(しかも司馬遼太郎が滞在しただとォォォォォ!)
さるるは感動した・・・・感動せざるを得なかった。
石碑を見ると甚助、直蔵の名前までしっかりと彫られているではないか!
そうか・・・・そうだったのだな・・・・
確かにここに、桂小五郎は潜伏していたのだ!!(感涙)
思いつきの日帰り旅行【たじまドライブ】
日本最後のモスバーガー、うどん自販機、餘部鉄橋、香住の海の幸・・・・
そして桂小五郎の潜伏地まで訪ねることもできるなんて(この後、温泉にも入るし)
さるるはこの日、1日すごく幸せでした☆彡
桂小五郎は維新を成し遂げた後は
活躍どころか影が薄くなってしまいます・・・・・。
ちなみに靖国神社には
桂小五郎が見出した大村益次郎の銅像があり
桂小五郎が剣術修業した道場跡があります。