【幕末維新ゆかりの地めぐり】
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幕末、神戸は軍事・経済上で最重要拠点の一つとなりました。
当時の首都は京都ですから異国の侵攻に備える必要があります。
そこで神戸海軍操練所を設立した勝海舟は
沿岸防衛についても着手し始めることになります。
さるる的に着目しているのは
欧米列強と通商条約を締結しながらも、その一方で
欧米列強に対して戦闘準備を並行するという、日本の当然過ぎる国策ですが
これが現在の日本には欠けているのです。
この時点でも武力を背景とした欧米列強は日本に対して不平等条約を結ばせます。
日本が納得して調印したわけではなく
軍事力を背景に不平等条約を結ぶしかなかったというのが現実です。
外交に対等な関係はあり得ません。
当然、現代でも同様なのは周知のとおりですよね。


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今回のすてれんきょツアーの最大の目的は
【普段は公開されることがない勝海舟が構築した要塞を観ること】
現在は三菱重工内にあるため見学は限定的です。
すてれんきょさんが予約をしてくださり、さるるをお誘いして頂きました。


要塞見学ってめっちゃテンション上がるわ!
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防衛・宇宙とか男心をくすぐるやろ!?
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そうそう、ここに行くまで電車で行ったんやけど
その前にコンビニに寄ったんよ
ちょっと離れたすてれんきょさんに話かけながら
ドリンクを買おうと手を伸ばすと


さるる
「へっ!?」


同じドリンクに手を伸ばしていた女性の手を
さるるが掴んでしまった!!
ぎゃああああすいませぇぇぇぇぇぇえん!(涙)
すてれんきょさんに失笑されてしまう。


まあそんな小話を挟みつつ


和田岬砲台
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おおおお・・・思ったより要塞じゃないか
江戸時代の要塞ってお城の石垣みたいなん想像してたけどこれ
近代要塞の趣はあるやないの!(感涙)
ちなみに自衛隊の潜水艦を建造してるので、それが写り込まないように
事前にガイドさんから注意があります。


要塞内部に侵入!
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要塞の真ん中に井戸があります。
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大砲の砲身を冷やす用の井戸です。
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内部はひんやりとしていました。
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火薬置所とさるるの私物
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2階もありましたね
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要塞の外観にある窓みたいな銃眼(砲眼?)から察するに
それほど大きな大砲ではなかったでしょうね。
当時の大砲、おそらくは青銅砲だと思うのですが・・・・・。
射程距離はどうだったんだろう?
また、命中精度を勘案すると要塞がこの一つだけだったとするとですね
さほど効果は期待できなかったと思います。
実際、伊予宇和島とかは釣鐘を並べて大砲に見立てたりね
【大砲があると思わせることが重要】だったわけですね。