【功名が辻ゆかりの地めぐり】
土佐２０万石の大名になった山内一豊ですが
関ケ原の戦いまでは小大名
さらに以前の豊臣政権が安定する前は城持ちでもありません。
決して目立つ存在でもなかったけれど
秀吉VS家康の戦い、世にいう小牧・長久手の戦いも従軍してます。
すごく目立たなかったけどさ。
【小牧・長久手の戦い】
尾張南部、美濃西部、美濃東部、伊勢北部、紀伊、和泉、摂津の各地で
合戦が行なわれ、この合戦に連動した戦いが北陸、四国、関東でも発生し
全国規模の戦いへと発展していきました。
結果的に織田信雄が勝手に秀吉と講和して
織田信雄に頼まれて立ち上がった家康はハシゴを外された格好になり
秀吉と家康が直接対決する理由が消失したわけです。
この後、秀吉は家康に母親まで人質に出して講和を結ぼうとします。
この戦いは大戦略でいえば織田信雄をたらし込んだ秀吉の勝利ですが
戦場、すなわち戦術では家康にメチャクチャに負けてるので
秀吉は家康を敵に回すより味方に引き込もうとしたのですが・・・・・・。
結局は秀吉の死後、家康は政権を簒奪します。
小牧・長久手の戦い、関ケ原の戦いと
西軍の重要拠点となった犬山城
地政学的に重要な意味を持つ犬山城は
小牧・長久手の戦いでは戦場を見渡せる場所に位置しています。
さるるは恥ずかしながら犬山城がそんな重要な城だと
実際に行ってみるまで知りませんでした。
（お城スタンプの指定されたお城だったから行ったのでした。）
夕焼けと紅葉の融合が素晴らしかった。
予定より到着が遅くなちゃって
入城時間がきわどくて焦ってしまったけど、だからこそ
この時間だからこそ夕焼けがきれいだったんよ。
ホントそういうもんだよね、人生ってさ。
なにやらラブスポットらしい。
お金を濡らすともっとお金が入ってくるらしいよ。
知らん観光客の人に撮らせてもらったよ。
だってお金濡らしたら後がめんどくさそうなんだもん。
小牧・長久手の戦いの戦場も
いまは美しく・・・・
F4ファントムⅡが何度も飛んでいく。
横にいたカップルが「あれ、なんて飛行機かな？」って
そういうのはカップルだけの会話なんやからそっとしておけばいいのに
さるるは思わず「自衛隊のF4ですよ。」と口走ってしまう。
さらによせばいいのにF4はベトナム戦争時代の・・・・なんてウンチクを垂れて
さるるはしゃべりながら己の軽率さを恥じていたのでした♪
カップルの女の子
「えー？平和な日本に戦闘機があるなんていいの？」
お嬢さん、日本は平和かな？
戦争が目に見えて起こっていないだけで国土は他国に侵略されたまま
国民が拉致されたまま・・・・確かに戦争状態ではないけど
これを平和な状態といえるかな？
そして平和とはいえなくとも現状を維持するだけでもこうやって
戦闘機が必要で、こうやって爆音を出して住民に迷惑をかけてでも
訓練をし続けなければならないわけよ。
もちろん
さるるは口には出さず、女の子の言葉にただ
うなずくだけだったけどね。
お城の前にある犬山神社
今の日本があるのは先人たちの尊い犠牲で成立しています。
さるるが小さい頃は「どうして昔の人は殺し合いばかりしていたんだろう。」
なんて疑問に思ってたけど今は何となく理解できてるつもりさ。
まあ・・・・・なんとなく、だけれどねえ。
せめて、各々が身近な範囲だけでも争いごとを無くしたいよね。
お城スタンプゲット
美しい夕焼けをいつまでも
いつまでも眺めていたかったよ・・・・・。
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