【幕末ゆかりの地シリーズ】
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金戒光明寺の後編です。
【黒田官兵衛ゆかりの地シリーズ】といろいろ並行しつつ
歴史ヒストリアしていこうと思っています。
さて金戒光明寺なんですけど、幕末ファンにとっては大事なヒストリア。
なぜならば・・・・・・・!!




新選組発祥の地だからなのです!
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新選組は京都においての軍事警察です。
京都守護職松平容保(会津藩・藩主)によって設立されました。
松平容保はこの金戒光明寺に本陣を置きます。
そういうことで、ここは新選組発祥の地といわれています。


はっきり申し上げておくが
大河ドラマ「西郷どん」でどう描かれるかわかりませんが
幕末当時、京都は攘夷志士(と、それを騙る浪士)が蔓延し
治安は悪化の一途を辿っていました。
その攘夷志士や浮浪浪士を扇動させていたのが薩摩であり長州であるわけで
西郷隆盛も当然、開戦の口実に幕府を挑発しまくります。
強盗、強姦、殺人、なんでもござれの犯罪者集団を
もはや通常の警察組織では取り締まることは不可能だったのです。
そういう時勢の中、新選組が生まれました。


新政府軍、つまり
明治政府は陰謀と詐称によって成立しました。
ずいぶんとえげつない方法でね。
・・・・・と、ここらへんを語りだしたら長くなるから割愛するけど
新選組って岡田以蔵とかの人斬りじゃないんよ。


テロを鎮圧する警察(軍事)組織です。
新選組だけでさまざまな歴史ヒストリアがあるのですが
そこは別の機会にしましょう。




幕末最強の剣客集団
【新選組】
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ここが新選組の最高司令部になります。
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金戒光明寺は京都四箇本山のひとつです。(他に知恩院知恩寺清浄華院
でもこの京都四箇本山っていうのは秘密があって
将来、京都に敵対勢力が侵入した時の要塞として城郭改修されています。
金戒光明寺の他に知恩院に行ってみて
「なるほど!」と思ったのですが、京都市内が一望できるんですよ。
敵の動きが見渡せるようになているんです。




大河ドラマ【江~戦国の姫たち~】
江姫の供養塔もあります。
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春日局の供養塔
江姫の供養塔のすぐそばにありました。
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徳川秀忠の奥さんになった江姫。
その長男である家光の乳母、春日局との確執は有名ですが
実際にこうやって赴いてみると
その2人の供養塔がすぐそばにあるというユーモア?も感じます。
これこそ旅の醍醐味ではないでしょうか。




・・・・・ん?
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おおおおお!?
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めっちゃアフロやん!
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薩摩、長州、土佐が京都周辺で勝利し
錦旗(天皇の軍隊である証拠の旗)を掲げるようになると
各藩は従属するか、戦うという選択肢を迫られます。
ちなみにこの錦旗・・・・そもそも長州藩だっけ?が勝手に作ったんよ。
昔の文献から推測して作ったんよね。
どこまでも詐称しとるんやろうね、好きになれんよなぁ。
もちろん天皇が官軍って認めたからこそ作ったんやけどね?
当時の天皇や公家なんていうのは時勢の強い軍隊に靡くわけで
薩摩の偽物の勅命(天皇の命令書)を乱発するし
やっぱり好きになれんわな・・・・・・・もちろん陰謀って革命には必須なんやけど。


だいたい尊王攘夷で下っ端を焚きつけといて
徳川政権を打倒した途端、明治政府が同じことをするんだもん。
みんなビックリしたやろうね。
「え?外国人ブッ殺していくんと違うの!?」ってね。




そして幕末ヒストリア
会津藩殉難者墓地
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会津藩は徹底して徳川家に忠誠を誓い
高い士気と戦闘力で最後まで戦い抜きました。
有名な白虎隊の悲劇も会津・・・・・福島県なんですよね。
行ってみたいものです。


新選組も会津藩と共に
各地を転戦しながら北へ北へと追い詰められていきます。
その戦いは北海道の五稜郭まで続きました。
信念を貫く姿は
時代を超えてやっぱり憧れちゃいます。




八重の桜、観てなかったけどね・・・・・。
同志社大学に八重のゆかりのものがあるらしい。(未確認)
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御朱印GET!
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