姫路が生んだ英雄
【軍師 官兵衛】
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大河ドラマ【軍師官兵衛】には登場しなくとも
羽柴(豊臣)秀吉が但馬地方(兵庫県の北の方)攻略を行ったということは
当然、軍師である黒田官兵衛も同行したはずです。
【黒田官兵衛ゆかりの地】であろうことは明白の理、なにか・・・・なにか
なにかあるかもしれないなと思いつつ・・・・・。


期待に鼻を・・・・
ぢゃなかった、胸を膨らませつつ☆彡




・・・・・むゥ!?
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あったぁ!!
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黒田官兵衛と一緒に淡路攻略した
仙石秀久
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そうか、そうだったな・・・・迂闊だった。
仙石秀久・・・・最終的には出石藩の領主となったわけですな。
さるるとしては司馬遼太郎の【夏草の賦】の影響で
仙石秀久といえば愚将の中の愚将、キング・オブ・グショウなのです。
おまえのせいで長曾我部元親は愛息・信親を失い
それからというものの長曾我部元親は覇気を失い、暴君に成り果て
息子の盛親まで苦労してもたやんけ!(怒)
ヒデちゃんやヤマケ、イワミーヌに個人的な感情を吐露したのです。
そんな愚将を担いで町おこしの一環とは出石も片腹痛いわ!
(非常に偏った物の考え方かもしれない♪)




出石城
(仙石秀久が築城したわけではない。)
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【さるるが愚将と考える理由】

仙石秀久は秀吉の元で出世街道を駆け抜けていきます。
たしか秀吉子飼いの武将の中では一番に大名になったわけです。
織田信長の死後、秀吉が政権を握り九州征伐が発動。
仙石秀久は軍監として四国軍団を率いて九州へ上陸します!!
(島津軍1万人、仙石軍と同盟軍合わせて2万人)
とはいえ同盟軍の大友軍は士気に乏しく数のうちに入らないような状態。
また四国軍団は最近まで激戦を繰り広げてきた長曾我部と十河存保は犬猿の仲。
島津軍は日本最強といわれる荒武者ぞろい。
秀吉は「援軍が来るまで攻めたらアカンで!」と指示していたのに仙石秀久は功を焦り
秀吉の言いつけを守らず一気に攻めて島津軍を撃滅しようと画策します。
・・・・が、長曾我部元親は反対します。
鬼若子と呼ばれるほど猛者で四国統一まで達成した長曾我部元親。
その戦いが無謀であることを説き、反対します。
反対した長曾我部元親を「いくじなし!」と断じる仙石久秀と十河存保は罵ります。
結局、仙石久秀の作戦(戸次川の戦い)が実行されることになるのですが・・・・。
先陣だった仙石軍は真っ先に敗走、後陣だった長曾我部軍は大混乱。
長曾我部元親と愛息・信親とはぐれ、信親は最後まで戦いましたが打ち取られてしまう。
十河存保も討ち取られるという大惨敗・・・・・それみたことか!(怒)
さらに愚将を決定づけたのはこの後!!


敗走軍を取りまとめる軍監役としての責務を果たさず
諸侯を差し置いて小倉城に逃げ込み、さらにそこから20名の家臣と共に
遠征軍の敗残兵を率いて讃岐へ逃げ切る!(愚物ゥ♪)


秀吉の言うこと聞かんと勝手に攻めて大敗して
仲間置いて逃避行に逃避行を重ねるなんざ、愚の骨頂・・・・・ッ!
この後は秀吉の逆鱗に触れ改易(領地没収)!
羽織に鈴をようさんつけて
そんな格好してるやつは人間が大したことがない、という
長曾我部が語る場面が印象的でした。





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【でも出石藩の領主になったのはなぜ?】

高野山に追放され、紆余曲折を経て
小田原城の戦いに徳川家康の執り成しで参戦することが出来ます。
そこで武功を上げ勇ましく戦ったことから信濃国5万石の大名に復帰します。
これはかなりレアケースといえるでしょう。
その後、出石藩に転封・・・・その時に信濃のそば職人を連れてきたのが
出石そばの発祥に繋がります。(トリビアン♪)
たぶん、ゼッタイに伝説やと思うけど石川五右衛門を伏見城で捕まえたのも
仙石秀久だと伝えられています。


もともと武勇に優れ
秀吉のお気に入り武将でもある仙石仙石秀久。
さるるが思うほど愚将ではないかもしれませんね。
・・・・・と思っていたら


信濃小諸藩時代、大規模な開拓事業の為に農民達に
過酷な課役を与えて佐久郡では一郡逃散という事態が起こります。
な~んだ、やっぱり愚将ぢゃん♪(ファンの方ごめんな?)




ヒデちゃん・・・・そこ入れるとこちゃうで。
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最後にフォローしとくと江戸幕府からは信頼厚く
(徳川)秀忠付き、という名誉職になってみたり、仙石秀久が江戸に参府する時は
例外的に道中の妻子同伴が許されたり
必ず幕府からの上使が板橋宿まで迎えに来てたりしてだんだってさ!
すごい武将なんやろうね・・・・・さるるは好かんけど♪
(余談だけど藤堂高虎も好かん♪)
ヤングマガジンに仙石秀久の漫画が連載されているらしです。
どんな内容なのか、一度読んでみたいと思います!





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