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黒田官兵衛ゆかりの地めぐり
まだまだまだまだ終わってなんていないんですよ。
しかしながら、今回は登場しなかった【細川ガラシャ】についてですが
なんで登場しなかったんでしょうね?



細川ガラシャ
洗礼前は細川玉(珠)子という名前でした。
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関ケ原の戦いの直前のこと。
石田三成は大阪城下に住む大名たちの家族を人質にしようと
大阪城に閉じ込めようとします。




ここで栗山善助母里太兵衛が活躍し
大阪の天満の屋敷から脱出することになります。
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黒田家はもちろん細川家も例外ではありません。
細川家って、細川首相の先祖だったりするのは有名な話ですね。
細川ガラシャの夫・・・・細川忠興は非情な愛妻家でした。


非情な、です。


ある時、お屋敷の庭師が庭の手入れをしていた時に
細川ガラシャとちょっと挨拶程度の会話をしただけで首を跳ねてしまったとか
その他もろもろ・・・・独占欲の塊のような男だったわけです。
(まるで若い頃のさるるみたいなヤツ・・・・・。)



なんせそんな病的に嫉妬深い夫。
愛する奥さんが石田三成の手に落ちるのが許せなかったのです。
大阪を離れる前に家来に「もしそうなったら殺せ!」と命令してしまうんです。
命令された家来も大変です、そうなったら当然・・・・自分も切腹しなきゃいけませんから。
さるるだったら絶対イヤやなー。



・・・・・あれ?
でも細川忠興って側室5人ぐらいおるけど・・・・。
これは歪んだ愛情というより、男の身勝手やな・・・・・。


ん~恋愛のパワースポットって思ったけど
ちょっと違うかも。(汗)



そして
細川ガラシャは石田三成の手に落ちることを拒否し
屋敷に火を放って、家来に槍を胸を突かせて死を選んでしまいました・・・・。
家来に槍を突かせた理由は細川ガラシャがキリシタンで
自殺が禁じられていたからといわれています。




さるるは大阪にある
崇禅寺に向かったのでした・・・・!
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新大阪駅から徒歩15分ほど?
まあ迷わなければ10分ぐらいで行けると思います。


迷っちゃったけど
雨の中で見つけた桜がキレイだったからさ
それはそれでいいと思うんよね。




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歴史に興味のない連れ添いと一緒でしたけど
まあ、さるるはひとりっこやからねえ・・・・。(苦笑)

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細川ガラシャの墓でしばらく手を合わせました。
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細川ガラシャの人生は波乱万丈でした。
細川ガラシャはあの明智光秀の娘で、本能寺の変の後・・・・・。
明智光秀が討たれてからは一族皆殺しなわけです。



細川忠興としては絶対に殺したくない。
だから山の中に幽閉して命だけは助けようとしました。
その幽閉の間、いろいろ思うことがあったのでしょう、細川ガラシャは
キリシタンに入信することになります。
バテレン追放令のご時世、夫の忠興には内緒で洗礼したといわれています。
この洗礼を受けてからが【細川ガラシャ】が誕生します。




黒田家の屋敷があった天満へ。
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天満といえば
正道会館総本部と飲み屋街が魅力的ですよね!
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細川ガラシャに想いをはせながら(嘘)
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外国人の弾き語りを聴きながら
しこたま酔った。
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細川ガラシャが屋敷に火を放ち
命を絶った事実は世間に衝撃を与えました。
石田三成も驚いて、人質大作戦を慌てて中止します。
そしてこの細川ガラシャの死が西軍に味方する武将を激減させたといいますから
その死は歴史をも動かしたといえるかもですね。



【軍師官兵衛】では、この細川ガラシャの屋敷に火が上がって
その混乱の中で官兵衛と長政の奥さんが天満を脱出する場面があります。
細川ガラシャが登場しなかったのはなんでなんやろうなぁ~。



ちなみにこの天満
さるるはことあるごとに飲み歩いてますが
それは余談ですな。






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