暑い日が多くなってきました。

ただ冷房を入れると身体が上手く動かなかったり冷えてしまったり、何より沖縄で稽古をするとき暑さに耐えられず、

せっかくの機会を有効活用できないため、当道場では、夏の空調はかなり控えめにして稽古をします。

この日も、しっかりと皆で汗をかきました。

 

 

さて、毎回の稽古で行うことはほぼ決まっています。

突飛なメニューや内容はなく、その時々のテーマやメンバーによって少しアレンジをする程度。

すると“知っていること” が増えてくる。

 

「この動きは知っている」

「この考え方は知っている」

「そのアドバイスはすでに聞いている」

「この型の手順は知っている」

 

昔先輩と雑談をしていた時に「澤田君、出来ないとやらないは違うからね」と言われたことが頭に浮かびましたが、

それに似たような感覚でしょうか。

頭で知っているのと、実際に身体を動かせるかはまた別の話。

 

両方をしっかりリンクさせるための稽古を続けること。

両方をしっかりリンクさせての稽古を続けること。

 

それが一番大事。

そして、今は色々な知識、少林寺流の型の動画などをすぐに手に入れることができるけれど、

そこには少林寺流空手道には馴染まないもの、誤ったもの、現時点では参考にすると逆効果なものも、

こっそり混ざって息を潜めています。

 

 

頭でっかちにならずとにかく汗をかこう!

特に夏は!

 

 

この日の稽古は体験入門の方へ「定位置鍛錬稽古」の技を一つ一つ説明しながら稽古をしました。

その場で技の鍛錬をするので 「定位置 鍛錬 稽古」 です。

この稽古で身に着けることも色々ありますが、まずは技の出し方やその位置などをお伝え。

 

空手を始めて30年以上になりますが、このような時間の時は改めて自分の振り返りにもなる。

普段無意識に出している技を言語化しつつも、“自分は”出来ているか? と確認しつつ一緒に身体を動かしていきます。

 

沖縄空手では長い時間をかけて鍛え上げていくため、

少しのずれ、少しの抜けが時間とともに大きな差(たいていの場合は誤差として)となってしまいます。

それは初心者の頃もそうだし有段者になってからも同じこと。

常に常に常に。

それを忘れてしまったら、少林寺流ではなく我流。

 

1つ1つを確認しながら行っていたら、予定していたメニューを稽古する時間がなくなってしまいました・・。

最後は“見学”を取り入れた型稽古。

 

少林寺流開祖・仲里常延先生はよくおっしゃっていました。

「先輩の型を見ていてくださいね。見て学ぶから “見学” ですよ」

「見るときは(道場の)前に来て、立って見てください。理由は見やすいからです」

先生のイントネーションの一つ一つが懐かしく思い出されます。

 

同じことを、仲里武思先生もおっしゃいます。

見て学ぶ稽古も、少林寺流の大切な稽古方法。

宗家セミナーの際、指導している先生の周りに輪が出来るのもこれから来ていると思います。

しっかりと色々と見ていきたいですね。

 

 

 

 

 

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〇体験入門は随時受付中です!費用はかかりません。

〇運動経験不問、武道や格闘技の経験がなくても大丈夫です。

〇体を動かしたい方、週末にストレス解消をしたい方大歓迎!

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〇対象は6歳(小学生以上)~年齢の上限はありません。

〇お問い合わせは、澤田道場館長・澤田まで。

 稽古場所や時間、持ち物などの詳細をお伝えいたします。

この日は雨模様だったせいか道場内も少し蒸し暑かったですね。

休憩時間だけエアコンを少し入れました。

参加した皆さんは、暑さにとても満足いただいたようでした。

また来週!

 

 

さて、幸いなことに、現在稽古場所として使用している荒川区や北区の施設は、しっかりとした鏡があります。

道場に鏡があるのはなぜか?

仲里常延先生の建てた知念村の流祖道場にも左右に鏡がありました。

なぜか?

 

それは自分の姿を映して自らの動きを確認するため。

 

 

どんなに少林寺流の正しい稽古を心掛けて稽古をしていても、型や動きは微妙にずれてしまう。

無意識のうちに自分がやりやすい動き方(正しくはない)や、楽な出し方(脱力とは違う)に寄ってしまうことがある。

だからこそ、宗家にご指導をいただく機会を定期的に持つ必要があって、

それは少林寺流空手道を稽古する全員にしっかりと意識をしていただきたいところ。

 

指導いただく際は目で見て身体で感じ、五感をフル動員して一言も一挙動も漏らさずにしています。

それを道場に持ち帰り、セルフ稽古をして改めて自分の身体に通していく。

身体で覚えた感覚であったり、目で見た宗家の技の出し方や身体の使い方であったり、様々です。

 

それを確認するための鏡であったり、それがずれていないか確認するための鏡。

 

 

この日、鏡を見ながらセルフ稽古をしていると、素早く技を出せるけどどうも動きが違う気がする・・という感覚に陥りました。

よく鏡を見ながら稽古をしていると、いつの間にかついてしまった癖を発見。

 

“まだまだだなー!”

 

と気を引き締め、セルフ稽古を続けました。

 

 

 

稽古中の休み時間、鏡の前は特等席ですよー!

どんどん活用してください。

 

 

 

 

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先週の稽古はお休みをいただいたため、2週間ぶりの道場です。

 

本日の稽古は合間に有段者で型の分解の確認を行いました。

対人での稽古は理解も研究も深まります。

 

お互いの理解をぶつけ合い、技を出しあってアーナンクー(少林寺流で最初に習う型)を紐解いていきます。

 

「あれ、これだと突き手が邪魔になりますね」

「ここは無理に投げなくてもよかろう」

「相手を引きつけてから猿臂(肘打ちのこと)を入れた方が効果的ですね」

 

など、普段それぞれが頭の中で考えていることを実践&確認しました。

型通りのスピードとタイミングで動くことが大事な場合、テンポを1つずらして行う方がいい場合、

色々とディスカッションとセッションしました。

 

 

宗家からは、型の意味を理解して稽古するようご指導いただいていますが、より一層その意識が深まりました。

ただ、途中でどうしても更なる研究が必要な部分が出てきてしまい、それはまた次回に持ち越し・・・(笑)

 

最後は普及型Ⅰからクーサンクー、徳嶺の棍の型をノンストップで稽古。

型稽古の奥深さと魅力に改めて気が付いた2時間でした。

 

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〇対象は6歳(小学生以上)~年齢の上限はありません。

〇お問い合わせは、澤田道場館長・澤田まで。

 稽古場所や時間、持ち物などの詳細をお伝えいたします。

 メール:sawada.dojo@gmail.com

 

 

 

 

 

 

 

 

全沖縄少林寺流空手道協会では、年2回昇段審査を実施しています。

受審方法は2つ。

一つは沖縄へ行って審査を受ける。

もう一つは東京で実施される審査を受け、その結果を沖縄へ報告して宗家に認めていただく。

東京での審査は錬士六段以上が3名必要でありますので、東京支部の館長が集まって審査員を務めています。

自分たちにそこまでの事が許されているのでありますが、そこには重い責任が伴います。

5月2日は後者のやり方で東京支部の昇段審査が行われ3名が審査を受けました。

 

4月26日には級位の審査員をしましたが、大きく似ているところ、大きく違うところがありました。

共通点は、その人それぞれの癖・課題が審査では如実に表れるということ。

普段から、そして初心者のころから指導されているであろう部分がそのまま審査に出ていたり、

審査で一層強調されていたりする。

これは各館長とも同じ認識でした。

少林寺流空手道の稽古は稽古年数が長くなったり帯の色が変わったからと言って、

受ける指導内容が大きく変わるわけでもなく、

科学の分野や医学のように新しい知見(技や新しい型など)が発見されるわけでもありません。

全てがすでに存在していて目の前にある。

包み隠さずそこにあって伝承されている。

そして自分の身体にそれを通し、鍛え身に付けていく。

全ては自分次第だと思っています。

 

表現が難しいところではありますが、どれだけ一つ一つのアドバイスや指導内容に対して一心に取り組んでいるか?

そこに日々取り組んでいるか? が結果としてその人の空手や審査内容に表れていると思っています。

これはここ数年、非常に強く感じているところ。

 

宗家もよくおっしゃいます。「一度にたくさん伝えても出来ませんので、今日は身体を通すだけでいいです。

 ただ、この部分はこうしてください」と。

先代の仲里常延先生も同じ指導方法でした。「いっぺんにたくさんは覚えられませんからね」と。

 

1から10まで指導・アドバイスするのではなく、1から2であったり多くても3くらいまで。

一番直した方がいい部分(伸びしろ)にピンポイントで。

非常に効果的な指導方法であるため私もこのような指導方法を取っていま・・・・というより、

この指導方法で育ったため、この方法しか知りません。

自分自身もまだ修行中の身。

一つ一つしっかり稽古積んで、さらなる高みを目指したいと思います。

(恥ずかしながら指摘いただく課題は昔から変わっておりません)

 

 

 

相違点は、仕上がりの点。

段位と級位では当然違いますが、段位受験者は現時点において技のキレやバランスが整っているという点。

そこが級位受験者と大きく違いました。

範疇から大きくブレることもなく、突き蹴り受けも一定以上の修行度合いが出ている。そこは鍛えが入っている。

各受験者にそれが見受けられ、さすがだなと思う箇所がありました。

技がしっかりと出ている。走っている。安定している。

次の段位を目出すための土台を作っていけそうだ、と判断しました。

 

仲里常延先生は言っておられました。

「アーナンクーでも八段の審査ができますよ。それだけ難しいということです」

少林寺流のみに伝わる型、アーナンクーは入門して最初に学ぶ型です。

だからこそ、修行の度合いがすぐに出てしまう。

 

審査員を務めると非常に緊張します。

道場生が鏡となって私自分自身の指導や修行度合いを映し出すからです。

他の館長からいただく澤田道場の道場生に対するアドバイスは私自身への叱咤激励だと思っています。

 

 

たどり着くには続けていくしかありませんね。

頑張りましょう!