前回はランキング一位と二位について説明しました。

今回はその続き、三位と四位について説明していきます。



三位

複数の病院をかけもちしている。の理由。


簡潔に言うと、経歴が不明だから。


最近は病院も増え、それぞれの病院の特色も多様化しているため飼い主は病院を使い分けている印象がある。


予防は近くて安いところ。病気は少し遠いけど大きい病院で、みたいな。


それ自体はなにも否定するつもりはないけど、獣医的に困ることもある。


それは、ペットの病状や病歴を理解しないで、なんとなくで掛け持ちしていること。


診察で大事なのは、その子の個人情報。

以前こんな病気になったことがある。この薬は合わない。この薬はよく効く。いまはこの薬を飲んでいる。今まで受けた検査とその結果などなど。


一つの病院のみに掛かっている子達は、全てその詳細がカルテに記載されているので特に困るとことはない。


しかし、複数の病院に掛かっている場合は詳細がよく分からない。飼い主自身がある程度把握しているなら何も困らないんだけど、把握できていないと、情報の整理に時間がかかるし、検査のやり直しも必要になる。


これは彼らのペットの負担にもなるし、費用が余計にかさむ原因にもなる。


病院のかけもちは反対ではありません。

ただ掛け持ちするなら、自分のペットの病状はしっかり把握しておきましょう。



第四位

ネットで調べすぎている。の理由。


この現象をgoogle病とも言うらしいです。

個人的にはしっかり調べて、知識を身につけて診察しに来てくれるとやりやすい場合もあります。


ただ中にはそうでない人もいます。強情な人がいます。


自分で調べた病気と違う診断をされたとき明らかに嫌な態度をしてきたり、わたしはこう思いますがと反論してくる方です。


その場合は時間をかけて説明をし、同意を求めて治療にあたります。しかしそこにかける時間が正直めんどくさいと思うこともあります。


さらに強気な態度で来られると、これは僕の性格なのかもしれませんが、少し引いてしまいます。

ダメなことと自分では分かってはいるんですが治してあげたいと気持ちが少し減ります。


知識をつけることには賛成です。ただいろんな知識に振り回されないでください。


ネットの情報も大事ですが、獣医の話しも大事です。かたむける耳を少しばかし僕にください。



これまで何回かにわけて僕のかなり個人的な意見を書きました。

極めて個人的なことなのであまり参考にはならないかもしれませんが、こんな風に考えている獣医もいるんだなと感じてもらえれば幸いです。