2016/09/17
 
土曜日にしては夕方の伊丹空港が混雑している。
男は搭乗時間より早めに伊丹へ着いたので、貧乏人専用のラウンジで寛ぐ事にした。
 
ん?なんだか若いご夫婦と幼児がラウンジに居るぞ?
ラウンジに幼児は入場範囲なのだろうか。「男は用事なんかねーだろ!」と心の中で駄洒落った。案の定、いやな予感が的中した。
 
ダダになったのだ。
 
ものすごい甲高い声で楽しそうに吠えていると思えば急に測定不可能な周波数で泣き出す始末。
 
男は苛立った。もちろん他の貧乏人のお客様も苛立ち始め、その親子に軽蔑の眼差しビームを出し始めた。
 
男は、貧乏人ラウンジの受付の女性にクレーム口調で大声で吠えた。
「ガキがうるさい。ここは、保育園じゃねーだろう!?」
 
実は、男はそんなに幼児に怒っていたわけではない。
 
若い親(パパちゃんもママちゃんも)の振る舞いについて怒っているのだ。
遊園地や公園の昼間であれば構わないと思う(但し、近くに住宅が無い事!)
大人が寛いでいる公共の場所で子供をコントロール出来ないとは何事か。
いや違うな、、コントロールではない振る舞いだ。
 
まず、そのちゃん2名は幼児を放任している。はぁ〜?ここはおまえらの自宅か?
子供に「静かにしなさい」と振る舞うとか、他のお客様に「うるさくてすみません」と振る舞うとか・・・
その2つのメソッドだけで十分なのだ。
 
そのメソッドを発行するだけで大阪のおばちゃんもおじちゃんも、「ええよ、ええよ」
東京のおばちゃんもおじちゃんも「いいよ、いいよ」とリザルトは返却されるはずである。

先ほどの男が大声で吠えた後、「めんどくせー」みたいな顔をして退出した。
つまりおまえらはエクセプションが発生したのだ!
 
残念だ。これから先、ちゃんと子供を育てられるのか?頼むよ。と男は数十分後に
貧乏人専用ラウンジを後にしたのであった。
 
さて、ANA羽田行きに搭乗したのだが、土曜日の夜の便しては、幼児が多い。
 
そうか、連休の土曜日だからか!?ANA旅作や随分前から予約する格安ツアー
なんだな?。いわゆる貧乏人旅行だな。
最近、この手のパッケージが増えて、事前に予約すれば安価だが、直前の予約
はめちゃ高い航空会社&旅行代理店の戦略が気に入らない。
当方は本当に出張貧乏なのだ(笑)
 
旅作だと?このタゴサクがっ!と吠えたい!ホント直前の交通費が高くて困っている。
 
離陸後、私はトイレに入ったのだが、用を足している最中にトイレのドアが
ガチャガチャと・・・用が終わりトイレのドアを開けると幼児と若いお父さんが立っている。
なんか知らんけど、その若いお父ちゃんは私を睨んでいる?。
コイツ頭がおかしいのか?子供がトイレ行きたいのに何してんねん?。みたいな(笑)
 
総括として・・・
 
幼児連れて旅行は大いに結構。ただ公衆(パブリック)な場は自宅と違う。
それなりのコミュニケーションが必要だぞ。それを親が見せないと子供が
ちゃんと育たないと思う。
たまに20代くらいのBAカップルやグループが大騒ぎする光景を見る。
彼らは親にちゃんと育てられていないんだなと思う。
 
節度や常識を持って旅行を楽しんでもらいたいと切に願う。
 
by 貧乏人出張者。