天使つきの8話を見て感想を書かせていただきます。
河童と吸血鬼のうち吸血鬼が先に来てしまったようです。
リリーシュカさんはいったいどんなお方なのでしょうか。

【内容】

天使と同居し、雪女とは友達の森太郎ですが、追われているところを助けた女の子リリーシュカは「吸血鬼」を名乗ります。
吸血鬼の目はカラコンで1枚1500円だそうで、ただの中二病患者……ということなのでしょうか。
リリーシュカは安全な場所があるから送ってくれと言い、メイドカフェに連れていったらお礼したいから待ってくれと言います。

森太郎は高校生がメイド喫茶に入っていいのだろうかと思い、帰宅して吸血鬼という設定の「中二病の子」の話をします。
とわは夢見がちな子だと解釈して「素敵な子ですね」と言い、その夜、森太郎はその中二病の人ことリリーシュカが不法侵入してきます。
森太郎は帰ってと言い、リリーシュカはもうひと嗅ぎさせてくれと言いますが、どうやってベランダに来たのでしょうか。

リリーシュカは本物の翼で空を飛んでいて、日本人の吸血鬼かつカラコンはあこがれ(=中二病設定)ということみたいです。
彼女は不法侵入のあげくに「はみはみ」するだけで、許可なく人の血を吸わないしウェルチ(ぶどうジュース)が代わりになるらしいです。
結局、リリーシュカは帰らず、牙をたててもいいかと聞いてきますが、次の日になるといなくなっているようです。


とわはリリーシュカが灰になってしまったのではと言い、今日は掃除機をかけるのをやめると言います。
学校にやってきた森太郎はつむぎに期末テストの話をされ、テストを忘れていた……と頭を抱えます。
とわの社会科見学のことを考えていた森太郎はなんとかしようとし、弁当がないから購買にパンを買いに行くことに。

修一にはプリンを買ってきてくれと頼まれ、森太郎は自分の食べる分と約束のプリンを買って先におにぎりを食べます。
リリーシュカは森太郎のほっぺたについたお米を食べつつ、同じ学校の生徒で匂いを嗅いで家を探したと言います。
森太郎はそれって犬なのではと突っ込みますが、無事でよかったと思い、修一にプリンを届けに向かいます。

修一にプリンを届けるといたく感謝され、つむぎにリリーシュカのことを聞いたら「賀上(かがみ)さゆり」で面白い子扱いされていました。
つむぎは森太郎と一緒に勉強する約束をしますが、コウモリが飛んできて森太郎はそれを追い掛けていきます。
オカルト研究部ではリリーシュカが待ち受けていて、森太郎はとりあえず「学校でコウモリを飛ばすな」と突っ込みを入れます。

リリーシュカは森太郎を「しもべ」にすると言いますが、森太郎は「無理です」「結構です」と即答します。
誕生日参加券をつけても断られたリリーシュカは困惑しつつも、彼女は森太郎に「運命」を感じたと言ってきます。
来ないでというなら主従関係になろうとし、それが駄目でも結局は「嗅がせてくれ」ということになります。

つぐみとのえるがやってきますが、つぐみ、リリーシュカは互いに吸血鬼、雪女がいることに驚きます。
リリーシュカは勝手に家を探して押しかけたり匂いを追い掛けたりしたことを謝りつつも生まれて初めてだと涙を流します。

森太郎は匂いを嗅ぐのもたまにならいいと言い、次は普通に玄関から来てねと言ったらのえるも食いつきます。
つむぎも森太郎の家に行きたかったけど勇気が出せずに言えなかった……というオチ(?)なのでした。 

【感想等】

目はカラコンで中二でも本物の吸血鬼らしいですが、血を吸わないまでもそれはそれでキャラが立ちすぎてました。
雪女も吸血鬼も同じ学校とは世間は狭いなと思いつつ、むしろ犬的な要素を備えているのは面白いです。
匂いを嗅ぐのもいいと言い出す森太郎さんの優しさは色々すごく、優しさって人を癒すんだなと思う今日この頃です。