吸血鬼やカッパが出るより前に天使がもう一人出てきてしまいました。
この低気圧幼女はとわさんとはどのようなご関係なのでしょうか。

【内容】

とわの前に小さな天使「しうちゃん」が現れ、一緒にお風呂に入れていたところに森太郎が帰ってきたようです。
しうはとわを連れて帰ろうとしますが、ミルクを飲むと落ち着き、彼女は神様に許可をいただいて来たのだとか。
「あばら家にいるなんて」「人間の男なんて野蛮でエッチな変態しかいない」とシウは危機感を強めていました。

とわは森太郎を紹介しますが、しうは森太郎にすさまじい怒りをぶつけ、変態、極悪非道、殺るしかないと物騒なことを言います。
外出せずに人間のことをどう勉強するのか、閉じ込められるなんて……としうは言い、とわ様はとても高貴なお方だと主張します。
森太郎は文化の違いは違うところから来たから当然と言い、とわの行動は自分を心配してのことでありがたいと言ってきました。

とわは森太郎が自分を心配して叱ってくれたと言い、自分が森太郎を幸せにしたい、ここにいたいと訴えます。
森太郎は「めちゃくちゃやばい」と言い、しうは「認めない」と泣きながらどこかに走って行きます。
とわ、森太郎はしうを探しに向かい、天使は高いところが好きらしいのでレンタル菜園になっている屋上に向かいます。

森太郎はしうはとわのことが好きなだけだと理解していて、とわは屋上にいたしうをぎゅーっと抱きしめます。
かわいいところがあるなと思っていたらしうがどや顔をしてきて胸のブローチが光って「残り1分で強制送還されます」とアナウンスがあります。
森太郎はカラータイマーかよと突っ込み、しうはとわ様の見る目を信じますと言いつつ何かあれば「召す」と言います。

しうは天界に戻っていき、とわは人間のことをどうやって勉強するのかというしうの言葉について考えます。
森太郎は出かけても大丈夫なように練習しようと言い、とわは森太郎さんは優しい、出会えてよかったと実感します。
機嫌をよくしたとわは食事を作り、その後は森太郎と2人で散歩して信号機の説明をしたりします。

森太郎は青になったら渡るようにと言いますが、とわはあれは青じゃなくて緑ですと言います。
とわが1人で電車に乗れる日が来るのではと思いつつも、悪い人達に狙われるのではないかと心配になってきました。
バスと電車はまだ駄目だと森太郎は言い、テレビで出ているフルーツサンドのお店は電車1本で行けるようです。

森太郎はとわと一緒に電車に乗ることになり、とわは地上に来たときに電車のそばを飛んでいたそうです。
とわは「行きましょう」ととわの手を握っていき、テレビで見たお店だと感動しつつフルーツサンドを食べたらおいしかったです。
森太郎はとわのうれしそうな顔を見て来てよかったと思い、とわは白鳥のボートを見て白鳥の湖を思い出します。

とわは森太郎と白鳥のボートに乗ることになり、とわは「進みます、進みます」といいながらこぎます。
森太郎はとわのスカートの中身が見えそうになって戸惑い、老夫婦に「かわいいアベックさんだこと」と言われて赤面します。

手を繋ぐのは親密な関係の人とすることだと森太郎は戸惑いますが、電話中の人がとわを転ばせます。
「人間って勝手だと思う」と森太郎は憤り、とわの優しさにふれて彼女に会えて良かったと言いつつお団子を食べに行きます。

【感想等】

吸血鬼、河童が出ることは想定されていたものの、別の天使さんが出てくるのはあまり考えてなかったです。
とわさんとしうさんが抱き合うところが尊いですし、たしかに信号は緑なのに青というのは不思議かも。
デートイベントでいちいち赤面する森太郎さんは純真ですし、2人のやりとりに穢れた心が浄化されました。