小田急線新宿駅朝10時

未だこの線に不慣れで
どれが一番早く湘南地方に行けるのか
トレインの選択に惑うおばさん
 
まわりにいる乗客も
皆、不安げに
ボードを見上げてるのは同じ思いなのか・・・

 

   ランニング ランニング ランニング

首都圏の私鉄が超わかりにくいのは
特急だとか快速だとか快急だとか
いろんな走り方をする列車が多い上に
行先(最終目的地)が
東京以外の
聞き慣れぬ固有名詞なので
いったい我はどこに連れていかれるのか?
という一抹の不安に憑りつかれる 
からだと思うのだが(大袈裟か)
 
唐木田ってどこよ!?
的な 予防
(カラキダ住まいの方、すびばせん)

 



車移動ならば
カーナビが詳細に情報をくれるので
嗚呼、この辺りか!
と現在位置が如実にわかるのだけど。

ということで
電車移動時には
こうしてグーグルマップで、ね↑
 
ほほう
今、我はこんなとこにいるのね、と 目がハート

 



藤沢までは
江ノ電に乗り継いで
鎌倉・江の島あたりに行きたいのだろう
若い人たちが
たくさん散見される↑

皆、マスクをして
一言も
お喋りをすることもなく
長い道のりを
じっと手元のスマホを見つめる
のが、現代の当たり前の事情なのか・・・
 
もしかして
LINEとか
SNSで
隣席同士
会話してるのかもしか 予防
(ようわからんけど)
 
   波 波 波
   
JR東海道線に乗り換えて
しばらくすると
車窓に突然
海が現れる。

わおぅ!
と歓声を上げる者は皆無である。
子どもですら。

海のない暮らしをする我は
いつも心の中で
小躍りする。

わおぅ!だよんバレエ気づき
 

第3日曜の今日
娘の住むこの街に来たのは
月に一度、開かれるマルシェに
ぜひ、一度来てみて!
とお誘いを受けたからでR

 

 

オーガニック企業に勤務してた婿殿が
念願の起業を果たして半年

 



彼が学生時代から描いていた
地産地消で街おこしをする
という夢も
まさにスタートアップしているのでR

 

 

商品アイテムも増え
販路もそれなりに拡大し
ターゲットを絞り込むことで
順調な滑り出しだそうで(佳き)

やりたいことを
やりたいように
やりきろうと
自由にやれる
 
それがまだできる
今のこの社会(佳きことかな)
 


その並びのブースでは
小田原の生産者(多分、後期高齢者)が
無添加の梅干しを売っていたので即購入

今年の梅の生育状況を聞いてみたら
やっぱり芳しくない、とな。
だよね…

異常開花後の異常な寒の戻り
ベースの環境悪化に加え
蜜蜂が激減し受粉が困難に。
(農薬の過剰使用もありだと我は思うけど)
ダブルパンチだもんね(嗚呼) 悲しい

 

 

岸壁釣りをする人々が
かなりいることに驚く 知らんぷり

海蛇を釣り上げてしまい
悪戦苦闘してたファミリー

それはまだ幼い蛇で
透き通った薄い緑の肉体は
気の毒なくらい美しかった ヘビ
(お願いだから殺さないで海へ還してほしい)
 
 
娘が言うには
海沿いのマルシェは
この一年ほど
凄い人気で
遠隔地からの来訪者が多かったそうだけど
(車の大渋滞で地元民は迷惑するとか)
今はこの湘南各地で
似たような市が立つので
それなりのセグメントができてきたらしい

 



ここは
(言葉使いが不味いとは思うけど)
イシキタカイ系が集うので
それなりに落ち着いてきたとか(なるほどね)

 

 
オーガニック等々
食やモノにこだわった
それこそ新しいイノベーションに
取り組む若い人たちの出店が目立っていたし
それはそれなりにコストがかかるので
このローカルな海沿いの街だとしても
東京ど真ん中のショップに
なにも遜ることのないプライスで
堂々と商いがされているからでR
 
安いモノが売れる
というビジネスモデルは
この世界の片隅では
消滅しつつある
というのも一つの事象ではないだろうか?

 

 

孫1号が
この街で
のびのび育っていることを

再確認する ニコニコ

 

そういう思想を持った移住者たる

保育園仲間のパパやママたちに囲まれて

理想的な子育て環境にあることは

間違いない(婆の出番なし!と再自覚した我) 

 

                       

日曜日の夕方

東京に帰る電車は

遊び疲れた様々な男女が

スマホ片手に

居眠りする姿が異常に目立つ

 

都会に近づくにつけ

緑は薄れ

無機質で矮小な建造物が

車窓を埋め尽くしていく。

 

 

幸せってなんだったっけ? キメてる